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記事全文を読む→闇に葬られた「放送禁止」作品(5)「ルパン三世」の子孫「ルパン8世」はキャラ事情で4話で制作中止
まさか、そんな日が来るとは夢にも思わなかっただろう。スタッフも出演者も心血をそそいで作り上げた映像が、思いがけないそれぞれの理由で「放送禁止」に認定される──。そんな闇の歴史を、映画やドラマだけでなく、アニメもバラエティも含めて大公開!
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子供たちがニコニコしながら観ていたのに、まさか「大人の事情」があったなんて……。
「キャンディ・キャンディ」(1976~79年、テレビ朝日系)
原作・水木杏子、作画・いがらしゆみこの名コンビで単行本もアニメも大ヒット。ところが97年に、いがらしが水木に無断でプリクラのキャラクター使用と香港での単行本出版を許可。これに怒った水木との間で著作権を巡っての複雑な裁判が始まり、水木の勝訴になったものの、マンガも映像も作品の凍結は解けないままである。
「トムとジェリー」(64~66年、TBS系)
何度となく再放送が繰り返され、中高年層にとっては記憶に刻まれた海外アニメだろう。近年もコンビニのワンコインDVDなどが発売されているが、懐かしさのあまりに手を出すと、あのテーマソングも、八代駿と藤田淑子の吹き替えも、谷幹一のナレーションもすべてが版権の問題から消滅しており、ガッカリなのである。
「ドラえもん」(73年、日本テレビ系)
春休みの風物詩として、毎年映画化されて必ず大ヒット。そんな国民的アニメであり、テレビ朝日の顔とも呼べる「ドラえもん」が、かつて日本テレビで半年だけオンエアされていたことをご存じだろうか。残念ながら当時は視聴率が振るわず、さらにアニメ制作会社の不祥事も重なり、完全に「なかったこと」にされている。
「ポケットモンスター」(97~02年、テレビ東京系)
俗に「パカパカ」と呼ばれる手法で、激しい光の点滅を指す。この日の「ポケモン」を見ていた全国の子供たちのうち、約700人が病院に搬送され、うち約100人が入院するという前代未聞のパニックに。事態を重く見たテレビ東京は放送を中断し、全入院患者に謝罪。以降のアニメ制作において「パカパカ」は禁止された。
「ムーミン」(69~72年、フジテレビ系)
69年からと72年からの2度にわたってフジテレビでアニメ化され、ムーミンを担当した岸田今日子の声も味わい深いヒット作。ところが、原作社のトーベ・ヤンソンはいずれのアニメ化も「私の世界観と違う」と激怒。さらにテレビ東京で90年に「楽しいムーミン一家」が始まると、フジテレビ版は再放送も認められなくなった。
「ルパン8世」(83年、日仏合作)
誕生から40年以上が過ぎても新作が生み続けられる「ルパン三世」だが、フランスとの合作により、その子孫を描く「ルパン8世」の企画が持ち上がる。原作のモンキー・パンチみずからフランスに渡って打ち合わせを重ねたが、そのキャラクターデザインが徐々に逸脱。8話の予定が4話で制作中止となり、オンエアも見送られた。
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