芸能
Posted on 2013年09月06日 10:00

宮崎駿引退の裏で実写版「魔女の宅急便」に白い目

2013年09月06日 10:00

「風立ちぬ」の製作を最後に、引退を表明した宮崎駿監督(72)。累計興行収入80億円を突破し(8月26日現在)、次回作にも期待がかかる中での衝撃ニュースに、新聞やテレビは大きく取り上げ、その偉大な功績を称えた。だが、その裏でビミョーな空気となっているのが、14年3月1日公開予定の実写版「魔女の宅急便」だ。

 言うまでもなく、宮崎監督の代表作。ヒロインのキキ役には、「イオン&オスカープロモーションガールズオーディション2011」でグランプリを獲得した、新人女優の小芝風花が大抜擢されたのだが、このキャスティングがネット上で物議を醸している。

 オスカーといえば、米倉涼子を筆頭に、上戸彩、武井咲、剛力彩芽ら有名女優を次々に生み出しているが、最近はその“ゴリ押し”ぶりが批難の的になっていると、ある芸能記者は言う。

「オスカーの手法は一貫していて、売り出したいタレントをタダ同然のギャラで連ドラに主演させて箔をつけさせる。テレビ局には、オスカーの社長を含めた重役クラスがわざわざ営業に足を運び、次々とドラマの主演が決まった後、CMなどの広告収入で回収するのです」

 あれもこれもオスカーばかり。その“オスカー手法”に一般視聴者も気づき、露骨なゴリ押しに白い目を向けるようになった。

「『週刊文春』で発表された『嫌いな女優ランキング2013』に、武井と剛力が上位にランクされたり、剛力が出演した映画の『ガッチャマン』が大コケと報じられ、事務所は今後の売り出し方に頭を悩ませているようです」(前出・芸能記者)

 そんな逆風の中での、小芝の主演起用。ネット上では早くも、「今度は小芝かよ!」と邪推する声が上がっている。

 このままでは早くも惨敗の予感もあるが、宮崎監督の顔に泥を塗る結果は避けたいところだろう。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク