スポーツ
Posted on 2022年03月03日 05:58

掛布雅之、昨年阪神が優勝を逃した“ポイント”を「1985年」と動画で比較分析!

2022年03月03日 05:58

 プロ野球で昨シーズン3位に終わった巨人を振り返ると、甲子園球場で開催された9月3日、4日、5日の阪神との天王山がキーだったようだ。初戦、2戦目はいずれも巨人が先制しながら阪神に逆転負け。3戦目、主砲・岡本和真のホームランなど、6点リードでようやく白星をつかむチャンスが訪れたのだが、6回、坂本勇人を早々にベンチに下げたことにより、阪神ナインが奮起。「6対6」の同点とされ、痛い引き分けとなった。原辰徳監督も「私自身の用兵ミス。深く反省します」とコメントしており、このあたりから、巨人の勢いが衰えていったようにも思えたものだ。

 元巨人・江川卓氏のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉に出演した、元阪神の掛布雅之氏が、この3連戦を振り返り、「あそこで巨人を3連勝してたらね、阪神勝ってた(優勝してた)んじゃないかな…」と、こちらは阪神サイドに焦点を当てて持論を披露した(2月18日付け投稿回)。

 1985年に優勝した阪神で、象徴的だったのは、その年の4月17日、甲子園球場で行われた対巨人戦においてランディ・バース氏、掛布雅之氏、岡田彰布氏の、槙原寛己投手からの「バックスクリーン3連発」だが、動画で掛布氏はこう述懐した。

「あの時の3連発で勝ったことも大きいんだけど、あの時巨人に3タテ(連勝)してんの。これが(当時の)吉田(義男)監督は『大きい』って」

 なかなか難しい3連勝を巨人から挙げることに意義があり、昨シーズンの「あの1分けっていうのが、阪神が最後まで響くんじゃないかなって思ったわけ…」と、嫌な予感が的中してしまったと振り返った掛布氏だった。

 掛布氏の指摘に関しては、球団としても、「1分け」の重みを感じているであろう阪神。今シーズンはヤクルトの連覇を阻むよう躍起になり、また、巨人にとっても手ごわい敵となりそうだ。

(ユーチューブライター・所ひで)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク