芸能

ジャニーズ「CM広告から締め出し」で「本当に実力のあるタレントが活躍する」というメリット

 爆笑問題の太田光がジャニーズ事務所の性加害問題の影響で、所属タレントの広告起用の見送りが続いていることについて「サンデー・ジャポン」(TBS系)で持論を展開した。

「今の状態って、ちょっと見方を変えると、色んなスポンサーや企業は『ジャニーさんが生きていて、性加害が起きていて、その事実が確定している時は契約を結んでいた』けど、『その人が亡くなって性加害も認めて、それを今度やり直しますっていうときには契約を切る』っていうあべこべの状態になってる」

 だが、生きていた時には被害者が声を上げることができない、あるいは声を上げても消されてしまう風潮を作ったのは、そもそもマスコミではなかったか。

 太田は「週刊文春」の性加害報道が訴訟になったことにも言及し、

「じゃあ、なぜあの時に、企業はコンプライアンスを考えて、広告やCM起用について検討しなかったのか、今頃になっていきなり取りやめるなんて、人権があったもんじゃない」

 とはいえ、テレビ局などはその記事を取り上げることはなく、そうした訴訟があったことすら一般には知られていなかった可能性もあろう。

 この日にゲスト出演した実業家の若新雄純氏は、前向きに捉えているようで、

「独占禁止法が適用され、一事務所が芸能界を牛耳ることがなくなり、本当に実力のあるタレントや俳優が切磋琢磨して活躍できるようになっていくのだとたら、いいことなのでは」

 おごれるものは久しからず、栄枯盛衰は世の常。ジャニーズタレントも、そうでない他事務所のタレントも平等に切磋琢磨し、本当に実力があって魅力のある人物が残っていく。そんな仕組みを考えることが、人権を尊重することにもつながるのでは。

(小津うゆ)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    中年リスナーがこぞって閲覧!“あざとかわいい”人気美女ライバーが、リスナーとの関係や仲良くなれるコツを指南

    Sponsored

    ここ数年来、ネット上の新たなエンタメとして注目されている「ライブ配信」だが、昨今は「ふわっち」の人気が爆上がり中だ。その人気の秘密は、事務所に所属しているアイドルでもなく、キャバ嬢のような“プロ”でもなく、一般の美女配信者と気軽に会話できて…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    配信者との恋愛はアリ? 既婚者が楽しむのはナシ? 美女ライバーと覆面リスナーが語る「ふわっち」セキララトーク

    Sponsored

    ヒマな時間に誰もが楽しめるエンタメとして知られるライブ配信アプリ。中でも「可愛い素人ライバー」と裏表のない会話ができ、30代~40代の支持を集めているのが「ふわっち」だ。今回「アサ芸プラス」では、配信者とリスナーがどのようにコミュニケーショ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    加工に疲れた!?「証明写真」「写ルンです」の「盛らない」写真の人気事情

    SNSに投稿する写真は加工アプリを使って「盛る」ことが当たり前になっているが、今、徳にZ世代の間では「あえて盛らない」写真を撮影し投稿することがブームとなっている。いったい若者たちにどんな心境の変化があったのか。ITライターが語る。「盛らな…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
阪神・岡田彰布と因縁浅からぬ人物が死去…江本孟紀が明かした「球団と軋轢で監督退任」の舞台裏
2
「そして理事長だけが生き残った」日本大学アメフト「廃部」の陰でまんまとしてやった林真理子の「老獪なる保身術」
3
楽天・安楽のハラスメント疑惑を「胸クソ悪い」「アウトだな」バッサリ切ったOBの逆鱗
4
楽天が放出した「パワハラ安楽智大」のトバッチリで中田翔の移籍先が決まらない「浪人の危機」
5
逮捕された元夫に「余罪発覚」なら…南野陽子が横領事件に巻き込まれて女優生命の危機に!