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旅慣れた人はカバンひとつで海外に!?有吉弘行に見習う旅行術

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 かつて「進め!電波少年」(日本テレビ系)でアジア横断の経験を持つ有吉弘行が、個性的な旅行術を公開した。4月1日放送の「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)において、旅行には下着と靴下を大量に持っていくと明かしたのである。

 また有吉は、「電波少年」でブレイクした頃には、海外ロケでもトートバッグ一つで出かけるといったワイルドさを意識していたのだという。バッグ一つでの海外旅行は意外に感じるが、旅好きのあいだでは荷物を極力減らすことを心掛けている人は少なくない。かつてバックパッカーだったライターが教えてくれた。

「仕事での海外出張ならともかく、趣味の旅行なら荷物は少なくしたほうがラクですよ。最初のうちはなんでもかんでも詰め込みがちですが、海外事情に慣れてくると、たいていのモノは現地で調達できることに気がつきます。通信環境はスマホと充電器があれば十分だし、スマホがあればカメラも不要。着替えだって観光地には安い服がいくらでも売っているし、日本人は海外旅行でオシャレし過ぎの人が多いですね」

 たしかに海外の観光地を見ると、日本人以外の観光客にはラフな格好の人が多い。以前は登山にでも行くかのような巨大なリュックを背負っている人も多かったが、最近では小ぶりのデイパックが流行のようだ。そんな荷物の小型化にはこんな理由もあるらしい。

「ズバリ、LCCの影響です。海外ではいまや当たり前の移動手段で、エアアジアやスクートなどLCCの多い東南アジアではすでに半分以上のシェアを占めています。そのLCCでは預け入れ荷物が別料金なので、機内に持ち込める小さなバッグに荷物をギュッと詰める旅行者が増えているわけです」(前出のライター)

 ちなみにLCCでは通常、7キロまでのカバンに加えてパソコンバッグやハンドバッグが機内に持ち込める。これに対しANAなど大手エアラインでは上限が10キロだったり、特に定めがなかったりする。これまでの感覚で重さを考えずにパッキングすると、LCCでは機内持ち込みでも超過料金を取られる可能性があるので、気を付けたいところだ。

 ところで有吉が「下着と靴下を大量に持っていく」のはなぜだろうか。実は細かいところに日本製品の優秀さが現われるのだという。先のライターが教えてくれた。

「大事なところの肌に直接触れる下着はやはり、着心地が大事。こういった感覚的な部分で、日本製品はやはり優れているんです。ほかにオススメしたいのはウェットティッシュ。旅行に持っていくと便利な小物の代表ですが、やはり日本製は質が違います。あと肌が弱い人はトイレットペーパーも持参するといいですよ。芯を抜いて潰せば、さほどかさばりません」

 お尻がムズがゆくなったりしたら、せっかくの旅も台なし。ぜひ日本製の優秀な紙製品を持参したいものだ。

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