芸能

デヴィッド・ボウイ死去!日本に広めた「なんでもアリ」の精神

20160113david

 音楽だけでなくファッションや生き方まで、常に注目され続けていた歌手のデヴィッド・ボウイが1月10日、がんのため死去した。8日に69歳の誕生日を迎え、3年ぶり28枚目のアルバム「★(Blackstar)」を発売したばかりだっただけに、この訃報は多くの人々にショックを与えた。

 盟友のミック・ジャガーは「デヴィッドはいつだって僕のインスピレーションだった。本物のオリジナルだった。彼は仕事において、素晴らしく恥知らずだった。僕らは多くの楽しい時間を共有した。彼は、僕の友達だった。彼のことは決して忘れない」、オジー・オズボーンは「信じられない。デヴィッド・ボウイが亡くなったことに完全にショックを受けている。クレイジーだ」など、ボウイの早すぎる死を悼むコメントが続々と発表されている。

「60年代末にボウイが音楽シーンに登場したことで『人と同じでなくていい』『なんでもアリ』の精神が日本にも広まったと思う」

 と言うのは60代の音楽プロデューサー。

「オレンジ色の髪にギンギラギンなスパッツ、派手な化粧をしたボウイは、とてもわかりやすく『なんでもアリ』を教えてくれた。何かを残そうとして生きたのではなく、興味の赴くままに生きた結果が音楽史やファッション史に残っているのだから、これぞスーパースターですよ」

 遺作となってしまった「★」を胸に、心からご冥福をお祈りしたい。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
俳優・清水章吾「金銭トラブル」が警察沙汰に…元妻が激白する執拗な“不幸の手紙”被害
2
大相撲初場所「琴桜の5勝10敗」で思い出す「4大関が公然と無気力相撲」の汚点史
3
「いい人」返上のやす子が「死ねばいいのに!」罵倒…それってフワちゃんと変わらない大問題
4
「ちびまる子ちゃん」にとんでもない場面が登場「中居問題」を想起させる「意味深な部屋」
5
日本人男児刺殺犯「即執行」で気になる中国の死刑