マスコミは「権力の監視役」社会におけるマスコミの最大の使命。それは「権力の監視役」である。政治家など公人の言動をチェックし、権力をフェアに行使しているかどうかを国民に広く問いかける。同時に権力を持つに値するかどうか、人間性に関してあらゆる角...
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“見えない何か”に怯えていた柳町は撮影の合間に、共演者の安岡力也と「心霊談義」に高じる喜和子の姿を何度も見ている。「おい喜和子‥‥連れて来たな?」「うん、私の周りにいるよ」もともと持っている霊感の強さに加え、今で言う「パワースポット」の熊野...
記事全文を読む→時の内閣総理大臣が、若かりし頃の下半身スキャンダルを暴かれて、「事実無根」と裁判ざたに発展した。最終的には和解勧告がなされ、醜聞の事実関係はウヤムヤとなったが、タブーなき月刊誌を率いた名物編集長は、敢然と権力に立ち向かったのである。笑い飛ば...
記事全文を読む→最後の舞台前に悟っていた“死期”太地喜和子は“最後の女優”である。単に役者の性別を分けただけでなく、世の中で唯一の高貴な職業が「女優」なのである。喜和子は誰よりも意識を高く持ち、すべてを芝居に捧げて死んでいった。没後20年──その凄味は風化...
記事全文を読む→何で協会に残らなかった?魂のぶつかり合いを続けた結果か。曙の礼儀正しさや謙虚な態度は相撲関係者、マスコミ、ファンからも「日本人よりも日本人らしい」と称されたものである。それは勘違いなんだよね。日本人とかハワイ人とかアメリカ人とか関係ないんだ...
記事全文を読む→「記録より記憶」だと思う体的には今も大きい人はいるけど、大きいだけじゃダメなんだ。貴乃花さんとは、何かが違うよね。「俺が相撲を背負って立つ」という気持ちが欠けてるんじゃないの。「ここは日本だ、俺の土俵だ」という気持ちがね。貴乃花さんは、そう...
記事全文を読む→骨董品の櫛を見て様子が激変カルーセルが喜和子と出会ったのは、まだお互いが若手だった65年のこと。喜和子と同期の俳優座16期生に「彼氏」がおり、その縁で紹介してもらったという。ちなみに、その男とは喜和子も短期間だがつきあうようになり、カルーセ...
記事全文を読む→同期巴戦で若貴に連勝した93年7月場所、曙1敗、大関・貴乃花(当時貴ノ花)2敗、関脇・若乃花(当時若ノ花)2敗で迎えた千秋楽。曙は結びの一番で貴乃花に敗れ、曙・若・貴の同期巴戦が実現。曙は、宿敵の「若貴」に連勝して優勝した。いろんな意味で最...
記事全文を読む→「私は山田五十鈴の娘よ」舞台の主人公である「唐人お吉」は、幕末から明治時代に実在した伊豆下田の芸者である。アメリカ総領事ハリスの妾となり、ハリスと別れた後は酒色におぼれ、最後は伊豆下田の海に身投げをして死んでしまう。その享年は喜和子と同じ4...
記事全文を読む→相撲界のみならず日本国中が空前の若貴フィーバーに沸き返った90年代、先に横綱となった黒船は最大のライバルとして君臨していた。現役時代は口もきかなかった間柄だが、曙はともに時代を作った当時を回想する。気づいたら横綱になってたもしも貴乃花さんが...
記事全文を読む→あれから─20年の歳月が流れた。日本を代表する天才女優・太地喜和子が、突然の水難事故によって、48年の生涯を終えた日から。その豪放な女優は恋に生き、酒を愛し、芝居に命を燃やした。事故であるにもかかわらず、どこか〈殉死〉と思わせるのはなぜだろ...
記事全文を読む→「今やれば余裕で勝ちます」初回、渡久地は何度か自分の距離に入りながらも強引に打って出なかった。確かに、どこかよそ行きのボクシングに見えたものだった。ガンガン打ち合ったら勝てたかどうかはわからないけれど、後悔はなかったと思うんですよ。そういっ...
記事全文を読む→遺品の中に「偽造借用書」が…話は前後するが、筆者は由美香が亡くなった05年の暮れ、由美香の納骨を間近に控えた母・小栗冨美代に会っている。有名ラーメンチェーンを切り盛りしてきた女傑だけあって、小栗は、激しい怒りを包み隠さず筆者にぶつけた。「由...
記事全文を読む→「負けたら死ぬ」と公約した結局、試合が1カ月延びたことで渡久地は走り込みのキャンプに行くことができた。参謀には高校時代からのライバルでもあった鬼塚を迎えた。こうして上々のコンディションを作ることができたのだった。歯に衣着せぬ舌戦も試合を盛り...
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