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記事全文を読む→八村塁いったいなぜクリッパーズに移籍?究極の「お試し契約」に疑問が噴出する「エージェントの計算違い」説
バスケットボールNBAのフリーエージェント市場が動く中、八村塁の「新天地」が確定した。ウィザーズ、レイカーズに続き、キャリア3球団目となるのは、レイカーズと同じくロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズ。契約は2年2800万ドル(約45億円)という条件だ。
この電撃移籍で出てきた疑問は「強豪チームのオファーを蹴ってまでなぜ?」というもの。報道によれば、八村にはゴールデンステート・ウォリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ブルックリン・ネッツ、そして昨季ファイナル進出を果たした強豪サンアントニオ・スパーズなど、複数の有力チームから誘いがあったというのだ。
スポーツ紙記者が解説する。
「八村側はレイカーズとのサイン・アンド・トレード(元のチームといったん契約後、別のチームにトレード)を模索したものの、レイカーズ側がドラフト指名権などの対価を求め、クリッパーズ側がこれを拒否。交渉がこじれる中、八村にとっての優先順位が、優勝を争う環境よりも気候、街の空気、家族との時間を過ごせる住み慣れたLAでの生活へと傾いていったのではないか。そんな現地報道があります」
この驚くべき選択には「エージェントの計算違い」なる指摘も出ている。本来は市場価値を正当に評価させ、より高額かつ優勝に近いチームへとステップアップを狙うべき大切な時期だからだ。
活躍すればキープ、使い勝手が悪ければ即放出可
スポーツライターは「この契約のミソは、2年目が球団に権利があるチームオプションであること」と言って、次のように指摘する。
「クリッパーズにすれば、活躍すればキープし、使い勝手が悪ければ即放出できる、いわば究極の『お試し契約』ということになります。28歳という年齢もあり、そろそろピークを迎えるであろう八村にとって、現時点で個人の生活利便性を優先し、あえて再建途中のクリッパーズを選ぶことが、はたして正解なのかどうか。関係者の間では『代理人が主導権を見誤ったのではないか』といった観測が出ていますが…」
スター選手が並ぶレイカーズでは「なかなかパスが回ってこない」というフラストレーションを抱えていた八村。チーム再建期にあるクリッパーズならエース級の役割を担うチャンスが広がり、シュート成功率が高まる可能性は高い。
文字通り「ゼロからの再出発」となるクリッパーズで、八村はチームを牽引する救世主となるのか。それとも再建の駒としてトレード市場に翻弄されることになるのか。LAの空の下、八村の運命を懸けた7年目の挑戦が幕を開けようとしている。
(灯倫太郎)
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