芸能

TOKIO山口達也の不祥事はKAT-TUN田中聖の解雇よりも“重大事”だった!

 今年2月、東京・港区の自宅マンションに呼び寄せた女子高生に無理やりキスをしたとして、強制わいせつの疑いで書類送検されたTOKIOの山口達也。事件の影響は大きく、各テレビ局では山口の出演番組を急きょ差し替える対応を行っている。

 そしてヤマト運輸とスズキではTOKIOを起用したテレビCMの放送を中止し、公式サイトからCM動画を削除。企業防衛としては当然の措置と言えるが、スズキのCMについて週刊誌の記者はこう指摘する。

「スズキ『ソリオ』のCMでは2015年8月からTOKIOを起用していますが、それ以前は5年間にわたってKAT-TUNが出演していました。ソリオは5人でも余裕で乗れる広い室内がウリで、赤西仁の脱退で5人組になっていたKAT-TUNはうってつけの存在だったのです。ところが13年9月末に田中聖が『たび重なるルール違反』を理由にジャニーズ事務所から専属契約を解除。普通ならCM出演中のメンバー解雇は、CM契約を解除されかねない重大な契約違反です。そのためジャニーズではKAT-TUNの残る4人を浜松のスズキ本社まで謝罪に行かせ、事態の収拾を図りました」

 その謝罪が功を奏したのか、KAT-TUNのCM出演は無事に継続。そして15年8月にソリオが現行の4代目にフルモデルチェンジしたタイミングで、出演者がTOKIOに交代したのである。新型ソリオではさらに室内が広くなっており、長瀬智也と松岡昌宏の2人が180センチ超のTOKIOは広々した室内をアピールするのに好都合だったことだろう。

「ジャニーズ事務所としてはKAT-TUN田中の解雇という重大事を切り抜け、CM出演者を自社の所属タレント同士で乗り換えてもらうという荒業にも成功していました。しかし今回は山口が書類送検される刑事事件に発展していますから、さすがにTOKIOの次もジャニーズタレントを起用してもらうわけにはいかないでしょう。ともあれ今回の一件は、たとえ事務所内でどれだけのルール違反があろうとも、刑事事件のほうが比べ物にならないほど社会的影響が大きいことをあらためて世間に対して知らしめた形です」(前出・週刊誌記者)

 今頃、ジャニーズ以外の5人組グループは、山口の一件を「チャンス」だと受け止めているのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
3
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ