政治

杉村太蔵 VS 横粂議員「不毛の舌戦」

 6月に民主党を除籍され、無所属となった横粂勝仁衆院議員(30)の〝暴走〟が止まらない。7月には、次期総選挙で菅直人前総理の地元・東京18区からの出馬を表明。先月の首班指名で自分自身に投票して失笑を買ったのは記憶に新しい。
 さらに、「BiLLARS★」なる政治アイドルユニットまでプロデュース。
メンバーは声優、モデルなど美女ぞろい。若者の投票率向上を目指し、会見の司会、街頭演説やビラ配りなど政治活動に携わる。ユニット名は「選挙のビラ配り」から命名したそうで、現在は6人が活動している。
「将来的には48人への増員をもくろんでいるらしく、AKB48をもじって『永田町だけにNGT48ですかね』などと悦に入っています」(ワイドショースタッフ)
 最近では「サンデー・ジャポン」(TBS系)に準レギュラー格で出演。元衆院議員・杉村太蔵氏(32)との対決も話題となっている。
 議員バッジをうらやましがるタイゾーを芸人扱いし、「第2のタイゾー」になるのではという揶揄の声に対し〝格の違い〟をアピールしている。民主党の都連関係者は「優柔不断で09年総選挙に出馬しなかったタイゾーと違って横粂にはエキセントリックなところがある。出馬は本気でしょう」と警戒する。
「東京18区は他にも東国原英夫前宮崎県知事や山田宏前杉並区長の名前もあがっている。そうなれば、過去2回小選挙区で負けている自民党の土屋正忠も比例には回らないだろうから、がぜん注目選挙区になってくる。横粂の当落はともかく、手負いの菅さんにとっては厳しい状況になるかもしれない」(政治部記者)
 もともと、「打倒・菅直人」を掲げて民主党を離党した横粂氏。前総理の当選さえ阻止できれば本望かもしれないが、自身の当選についてはどう考えているのか。議員会館に本人を直撃してみた。
「もちろん僕自身も当選を目指しています。そのためにも、既存の大政党とのしがらみのない真の意味での第三勢力を早く作りたいと思っています」
 では、「サンデー──」で対立する杉村氏とのタッグはどうか?
「テレビでは杉村さんとの対立構図が目立つかもしれませんが、ニート・フリーター問題に対する視点には共感する部分もあるんです。杉村さんが本気で政治の世界に戻っていらっしゃるなら(共闘は)選択肢としてゼロではないですよ」
 ところが、タイゾー氏のほうは、「今のところ次期総選挙に出る気はまったくなさそう」(事務所関係者)とのことだが、政治の世界は一寸先は闇。〝おバカ連合〟で前総理に引導を渡す日がやってくるかもしれない!?

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