社会

アサ芸が決定!珍語・裏流行語大賞2012「スポーツ・政治」

 続いて、五輪イヤーだけに活況だったスポーツ界に移ろう。

 まずは、アテネ、北京の両五輪で金メダリストだった内柴正人被告(34)の教え子レイプ事件では、「俺に犯されたんとちゃうよな」がノミネートされた。現在も裁判で係争中だが、およそ金メダルの輝きも曇る暗黒ワードを頻発させている。これに劣らず暗いのが、女子フィギュアの安藤美姫(24)。自身のブログで「I born to die」(死にたい)と、死をほのめかし騒動となった。

「小室哲哉の歌詞みたいな意味のない英語にビックリしましたよ。彼女が歌手なら最高の失恋ソングを歌えるハズなんだけどね。それに、トルストイの小説を読んだ大学生みたいな暗さはフィギュアの明るい雰囲気にまったく似合わない“場違い賞”だよね」(デーブ氏)「黒さ」ではさらに上を行くと思われるのが、「異次元采配」で日本一に輝いた巨人・原辰徳監督(54)が女性スキャンダルをネタにゆすられ1億円を元暴力団員に支払った事件。ネットでは女性との火遊びを「1億円プレイヤー」と揶揄された。強く推奨するのはやく氏だ。

「1億円かけて遊んだというかなりうまい言葉だと思うので私はかなり強く推したんですが、本家の50語には入りませんでした。その後、なかったことのようになってますが、原監督が日本一になった時、『最高の1年でした』と言ったのは看過するわけにはいかない」

 思わぬスキャンダルに、シーズンを終える前の去就まで取りざたされたが、すでに来年も続投が決まっているのはこれいかに!?

 シーズン半ばどころか、キャンプで失速したのが「熱いぜ」のキャッチフレーズのDeNA中畑清監督(58)だったが、思わぬところから矢が飛んできた。阪神・金本知憲(44)が「選手より監督が目立つようではダメ!」と、まさかの引退セレモニーでのダメ出し。

「たかが5位のチームの選手に上から目線で言われちまったよ、と思いましたが、確かに和田監督は目立ってないからエライですねぇ」(やく氏)

 来季も最下位を争っての遺恨試合となるのか。

 続いて政治部門では、裏流行語に常連の石原慎太郎氏(80)、橋下徹氏(43)、田中直紀前防衛大臣(72)など、まさに粒ぞろい。

「田中前防衛大臣には『もう国会内ではコーヒーを飲まない。絶対に』というのもあったけど、どうしてアイスコーヒーにしますとかオチをつけないんでしょうね。政治家はネタ振りはいいけど、オチがないのがもったいない。もしかするとオチをつけると落選すると思っているのかもしれないね。その点、橋下さんの『娘に制服着ろと言えなくなる』はうまかったですね」(デーブ氏)

 強者を差し置き、高評価を得たのが、田中美絵子氏(36)の「止めに来た。行かないで」だった。デーブ氏はかなりお気に入りだ。

「この人をかわいいと言うと、女の人はみんな反対する。確かにすっごいスタイルがいいわけではないけど、顔はエッチだし、ちょうどいい感じ。合コンや忘年会では間違いなくみんなが狙うタイプなんですよ」

 すでにデーブ氏は「行かないで」という音声だけを編集して着ボイスにしているほどだという。

「田中直紀のオタオタぶりもよかったのですが、お母ちゃんの登場でかすんでしまった感があります。その点、田中美絵子は一服の清涼剤のようでした。あんなふうにいい小芝居で『あなたは必要な人なんです』って泣きつかれたら、男としてはたまりません。私だったら離党するのを翻意しますよ。もちろん、相手が三宅雪子ではダメですけど」(やく氏)

 いくつになっても、男は女の涙に弱い生き物なのだ。今や議員生命が風前のともし火の田中美絵子氏に敢闘賞を贈呈しよう。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策