スポーツ

清宮の二軍生活がオフの助っ人市場に影響!トラが「本命獲得」へ

 日本ハム・清宮幸太郎の長い二軍生活が「トラの大型補強」にも影響しそうだ。

「清宮の一軍昇格が決まらないのは、一塁・中田、左翼・近藤、指名打者・アルシアが好調だからです。中田のトレード補強を阪神が狙っているなんて情報も聞かれますが」(スポーツ紙記者)

 中田翔と清宮はポジションが重複する。日本ハムは重複する選手を持つのを嫌う。また、年齢的にも上積みが期待できないことから「中田放出論」が出たのだが、そうではないようだ。トラの本命が動くかもしれない。

「レアードの契約が今季で終了します。近年、阪神が外国人選手で失敗していますが、渉外担当者に言うのは、レアードを指して『ああいうのが欲しいんだよ』なんです」(関係者)

 日ハムの三塁手・レアードは2016年に本塁打王のタイトルを獲得し、昨季までの来日3年間、すべて30本塁打以上を放っている。しかし、年俸は推定2億5000万円。残留交渉となれば、「3億円スタート」は必至で、チーム総年俸約24億円の日本ハムからすれば、「今季以上は払いたくない」というのがホンネだろう。

「清宮が二度目の二軍降格を告げられた時、栗山監督は『課題が見えてきた』と、暗に守備で鍛え直す必要性があることを示唆していました。レアードを見送るとなれば、三塁が空き、三塁経験者の中田、あるいは清宮を挑戦させる選択肢も出てきます」(前出・関係者)

 阪神は新4番の陽川を育てつつある。こちらも「守備に難アリ」で、三塁を守らせるよりは一塁か外野で固定させたい。清宮の二軍生活が長引けば、栗山監督も悩む。トラはロサリオを切って、本命獲得に動き出す──。

(スポーツライター・飯山満)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」