芸能

忽然と消えた「あのいい女」大捜査線(1)<ドラマ女優>堀北真希は変装せず買い物

 あんなにテレビを艶やかに彩っていたのに──連続ドラマの常連から国民的ヒロインまで、ある日突然、姿を隠す女優たちがいる。彼女たちはなぜ、テレビからいなくならなければならなかったのか。

 多くのドラマやCMに出演、NHK朝の連続テレビ小説でもヒロインを演じ、国民的女優の地位を築いていた堀北真希(29)の電撃引退が世間をにぎわせたのは、記憶に新しい。きっかけは15年8月の山本耕史との結婚だったが、それ以前から「兆しはあった」と語るのは、ある芸能記者だ。

「所属事務所と直接やり取りができず、間に人を挟むほど関係性が悪化していた時期がありました。それが結婚、出産により加速。16年3月に引退報道が出るとすぐに事務所は否定しましたが、その背景には、辞めたい堀北と、阻止したい事務所との攻防戦があったようです」

 17年2月末に引退すると、まるで未練などないようにメディアから一切姿を消したことが、山口百恵を彷彿させた。同時に、こんな無防備な目撃談も。

「家族3人で変装もせず、普通に、代官山の子供服店で買い物をしていました。山本が芸能人オーラをみなぎらせる一方で、少しふっくらして髪の毛も無造作な堀北は、みごとに一般人に溶け込んでいましたね」(居合わせた客)

 70~71年のドラマ「アテンションプリーズ」(TBS系)で一躍スターとなった紀比呂子(68)も、結婚引退した一人。相手は中学時代の先輩で、金沢のホテルで副社長を務める実業家だったが、

「紀も金沢に移り住みましたが、00年にホテルの親会社が破綻したことで、夫の経営するホテルも倒産。以降、彼女は帰京して別居生活を続けながら、調理師免許を取得し、都内に金沢料理店をオープンしました」(スポーツ紙記者)

 たびたび取材を試みているが、「もう出ないことにしている」と、固い意志で包丁さばきに精を出している。

 突然すぎる引退宣言で世間を驚かせたのが、「高校教師」(TBS系)で一世を風靡した桜井幸子(44)

「03年に結婚し、3年後に離婚すると、さらに3年後に公式サイトにて、海外留学が原因での電撃引退を発表しました。それから一切、表舞台に立っていません。外国人と結婚し、アメリカに移住したという話もありますが、目撃情報はほぼゼロです」(芸能プロ関係者)

 今でも多くの謎に包まれたままなのだ。

 完全引退ならば、「ショムニ」(フジテレビ系)で存在感を発揮した宝生舞(41)も忘れてはならない。

「10年に『自分自身をしっかりと確立させるため』という理由で引退しましたが、5年後に映像コンテンツ権利処理機構が『本人と連絡が取れない』欄に彼女の名前を記載。すわ、行方不明かと世間がざわつきましたが、翌日には連絡がついたことを公表しました」(スポーツ紙記者)

「ショムニ」といえば、主演の江角マキコ(51)が17年1月に弁護士を通じて引退を発表、個性的な役柄だった高橋由美子(44)も今年4月末日をもって事務所との契約を終了。以後、露出皆無となっている。

「江角は、14年に長嶋一茂宅への落書きをマネージャーに指示した疑惑や、17年には投資詐欺被害や不倫疑惑も浮上し、ダーティーなイメージがまとわりつきました。高橋も今年、不倫報道で潰れました。こう立て続けに出演女優が消える『ショムニ』は呪われてるんじゃないか‥‥なんて声もあるほどです」(スポーツ紙記者)

 しかし、「江角は六本木ヒルズなど、華やかな場所での目撃談が多数あり、高橋もほとぼりが冷めるまでおとなしくしているだけでは」との声もある。またその美しい姿が見られることを期待したい。

 一方、「女ねずみ小僧」(フジ系)などで妖艶かつアクの強い演技を魅せた小川眞由美(78)は、真言宗の尼僧として出家していた。それでも女優業を引退したわけではなかったが、体調を崩して、「2年前から一切、活動していない」(所属事務所)と、復帰のメドは立っていない。年齢的にも、かなり深刻な症状ではないかという話もささやかれている。

 元祖プッツン女優の藤谷美和子(55)も、05年に芸能活動を停止してから、長く休養生活を送っている。

「小田原に移住したようで、よく駅前で見かけました。5年ほど前に一度、話しかけたことがありますが、『カラオケボックスに行こう。でもタバコの匂いがイヤだから行かない』と言われました」(会話した男性)

 どうかまた、元気な姿を見せてほしい。

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