女子アナ

「平成のアイドルアナ」30年史(5)モー娘、AKB、坂道…そして「東大医学部卒」アナが誕生!

 11年、「モーニング娘。」の人気メンバーだった紺野あさ美がテレ東に入社したのである。その活動期間はわずか6年間だったが、朝の情報番組や夜のスポーツ番組などで活躍した。

「紺野が作った流れは止まらず、元ホリプロのタレントで日テレの『PON!』のお天気コーナーを担当していた宮澤智アナが12年に、その1年後には元イトーカンパニー所属で芸能活動を行っていた内田嶺衣奈アナがそれぞれフジに入社。ほかにもAKB48を辞めてサンテレビの契約アナウンサーになった中村麻里子や、SKE48の人気メンバーだった柴田阿弥もその座を捨てて、フリーアナに転身しています」(前出・週刊誌記者)

 昨年には今を席巻するアイドルグループ・乃木坂46の元メンバー・市來玲奈アナが日テレに入社、いきなり「行列のできる法律相談所」のアシスタントや「news zero」のお天気キャスターに抜擢されている。

 アイドル界の人気はモー娘。から48グループ、そして坂道グループと移り変わってきたが、同じ流れが女子アナ界にも訪れたのである。この4月にはテレビ朝日に元乃木坂46の斎藤ちはるアナが、フジテレビには「東大医学部卒」の肩書を持つ藤本万梨乃アナが入社している。

「令和」の時代には思いもよらぬ肩書の持ち主が「アイドルアナ」として視聴者の目を楽しませてくれるかもしれない。

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