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記事全文を読む→テリー伊藤対談「オスマン・サンコン」(3)日本の四季は神様の贈りものですよ
テリー そのあと、サンコンさんには「天才たけしの元気が出るテレビ」に出てもらったんだよね。
サンコン テリーさんは本当にすごい。台本を読んで「頭いいな」と感心した。夜中の3時に僕の家に来てバズーカ砲で「撃てー!」って(笑)。もう目の前が煙で真っ白。何にも見えない。今でも人に会うと「早朝バズーカ見てました!」って言われるからね。あれは本当にすごいアイデアだったよ。
テリー あと「暗闇でサンコン」っていうネタもあったね。
サンコン 真っ黒なレオタードを着た僕が、真夜中のスタジオや街に出かけて、人を脅かすやつね。あと曙橋の墓場に隠れている僕を山瀬まみや井森美幸が探す「闇夜のサンコン探し」(笑)。笑うと歯が真っ白に出るから、蚊にかまれながら我慢して、お墓の中でずっと立ってたよ。
テリー フフフ、今だったら完全にアウトだけどね。
サンコン 当時、大使館にも怒られちゃったよ、「何やってるの」「黒人をバカにするのか」なんて。
テリー それをちゃんとシャレだと理解してやってくれるのが、サンコンさんのいいところだよね。そこから現在まで長く日本に住んでみて、サンコンさんから見た日本のいいところって何ですか。
サンコン まず日本人、真面目で勤勉でピースフルね。これは僕の正直な気持ち。それから四季がある。アフリカは乾季と雨季、暑いか雨か、どっちかしかないの。4つの季節があって雨が降ること、みんな当たり前だと思っているけど、それって本当にすごいことなの。これは神様の贈りものじゃないですか。
テリー なるほどね、それは確かに日本人からは出てこない視点だなァ。
サンコン あと出てくる料理で季節がわかるの、日本だけでしょう。「サンコンさん、知ってる? これ、秋にしか取れない食材なんです」なんて教えてもらうとビックリしちゃう。
テリー 逆に「ここは足りないな」というところは?
サンコン ある、ある。あんまりアメリカの言いなりにならないほうがいいよ。あと、物事は何でもハッキリ言ったほうがいいね。人の気持ちを壊すのは、日本人はあんまり好きじゃないようだけど‥‥。
テリー 相手の機微を見て察する、みたいな美学もあるんだけど、外から見たら回りくどいかな。あと、日本人は真面目すぎるところもあるよね。僕は今、大学院に通っていて団塊の世代を研究テーマにしているんですけど、マラソンでたとえると、その世代はゴールが近いのに、すっかりバテて歩いちゃってる人が多いと思うんです。でも、サンコンさんはいつも元気で明るいし、何よりスケベじゃない(笑)。ここはぜひ、そのパワーの秘密を知りたいなと思って。
サンコン 団塊の世代の人たち、あんまり女性が好きじゃないよね。
テリー そんなことないよ。好きだけど、なかなかいけないの。
サンコン どうして? かわいい女性とエッチをしたら、すごく元気が出ちゃうのに。
テリー じゃあサンコンさん、これからどこかへ飲みに行くとして、そこでいい女と知り合ったら?
サンコン もう任せてください、行っちゃうよ! 親切にして、そこからちょっと酔わせてね(笑)。ボインボインのオッパイも見たいし。
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