社会
Posted on 2020年02月25日 05:55

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>「治療薬が保険適用外!?午後1~3時がヤバイ」

2020年02月25日 05:55

 花粉シーズンが到来。耳鼻科を受診しなければ‥‥と慌てている人もいるだろう。

 近年、スギ花粉症の患者数が落ち着いてきている一方で、ヒノキ花粉症の患者数は年々増加している。ヒノキ科はスギ花粉と共通の抗原性があるために、スギ花粉症がある人はヒノキの花粉にも注意が必要なのだ。

 日本気象協会の予測によると、スギ花粉のピークは、東京では2月下旬から3月下旬だが、ヒノキ花粉のピークは4月上旬から下旬まで。長期の対策が肝心だ。

 気になるトピックは、昨年8月、健康保険組合連合会が「花粉症治療薬の一部を健康保険の適用対象外にするべき」という提言を発表したこと。急増する医療費抑制のため、医療機関で処方される花粉症のうち、アレグラやアレジオンなどと市販薬(スイッチOTC医薬品)で代用できる薬は、保険適用外にしようとしているのだが、現状では何も決まっていない。

 花粉症対策で有効なのは、まず「花粉を浴びないこと」だ。花粉飛散量が特に多い「雨上がりで天気がよく、風が強い日」は外出を控えることが重要。外出する場合は、花粉が多く飛ぶ午後1時~3時頃はできるだけ避けたほうがベスト。さらに、マスクや帽子、メガネで花粉の侵入を防ぎ、帰宅したら上着についた花粉をしっかり払い落とそう。

 家の中に花粉を持ち込まない状況を作るくふうも大切だ。例えば、コートやカバンなどは寝室に持ち込まず、寝室の窓も開けないこと。空気清浄機や加湿器を利用するのも有効である。

 万全の対策をしても発症した場合は緩和策として、体を冷やす食べ物や飲み物を摂らない、刺激物や脂っこい食べ物を避ける、水泳やヨガなどの適度な運動、お風呂にゆっくり入ることが有効になってくる。

田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年07月31日 06:45

    堺雅人主演ドラマ「VIVANT」(TBS系)が3年ぶりの続編でも、圧倒的な存在感を放っている。第2シーズンの初回放送は、平均世帯視聴率18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。放送中にはXで世界トレンド1位になった。前作は2023年...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク