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何より衝撃を与えたのが、志村がコロナウイルスに感染してから、死亡するまでのスピードだった。プロデューサーが口を開く。
「志村さんは4年前に肺炎で入院、そのあとに肝硬変の診断が下ったり、今年1月にも胃のポリープを切除するなど、年齢なりの持病こそありましたが、最近はほとんど健康体と言ってよかった。タバコもここ数年はやめていたし、健康管理については専門家のサポートも受けていたんです。しかも、考えられる国内最高の医療を受けられる財力もある。そんな人が、あまりにもあっけなく逝ってしまった。この事実に、業界全体が『コロナはヤバすぎる』と、一気に認識を変えたんです」
そして4月3日には、お笑いトリオ「森三中」の黒沢かずこ(41)の新型コロナ陽性が判明。
現在、テレビ業界は揺れに揺れている。局員からコロナの感染者を出した日本テレビでは、キー局では初めて8割の局員を在宅勤務させることを決定した。
「スタッフルームに入室できるのも、当日の作業や引き継ぎが必要なスタッフだけ。制作会議の人数も最小限にしています」(日本テレビ関係者)
関係者が罹患したテレビ東京でも同様の措置が取られている。またTBSでは、超人気コンテンツの撮影延期が決定した。
「確実に高視聴率が見込めるドラマ『半沢直樹』の続編、生放送で100人以上のタレントが出演する番組改編期の看板番組『オールスター感謝祭』などです。うちでもテレワークの社員を増やしていますし、感染者がいない他のキー局でも、確実に在宅社員の割合を増やす方向にシフトしていると聞いています」(TBS関係者)
制作スタッフがさらに頭を悩ませているのが、番組のあり方そのものも変えざるをえなくなったことだ。
「ニュースや情報番組では、キャスターやコメンテーターの人数を減らしたり、別室からの二元中継にしたり、席と席の距離を離したりと、各局で密室・密着感を少しでもなくす急場しのぎの策が取られています。ただ、これはまだマシなほう。いちばん打撃をこうむっているのが、ゴールデンの時間帯に放送されるバラエティーや旅番組です。一般人との接触があるロケなんかは完全禁止。そもそも、国が『外に出るな』と言ってるわけですからね。スタジオ収録だって多人数の出演はご法度になってくる。芸人の『ひな壇バラエティー』なんか最たるものですよ。もちろん、同じ理由で『半沢』のように撮影を延期するドラマだって増えてきます」(プロデューサー)
つまり、これまで成立してきたフォーマットを捨てなければならない番組が多すぎるのである。
アサ芸チョイス
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