エンタメ

憧れの「特撮ヒロイン」に会いたい!(1)1000人アンケート アンヌ隊員ひし美ゆり子VSビジンダー志穂美悦子の最強ヒロイン争い 「女子のことを意識するキッカケになった」

 ウルトラマン生誕45周年、仮面ライダー生誕40周年を迎える今年、あらためて特撮美女にスポットを当ててみたい。俺たちのハートに刻み込まれた「永遠のヒロイン」たち。その笑顔や熱演は決して忘れない!

 本誌恒例の1000人アンケート。40代以上の男性を対象に「好きな特撮ヒロイン」を5人ずつあげてもらった。結果はアナタの予想どおりだったかな?
*
 ウルトラマンが身を挺して怪獣と戦っていた時、仮面ライダーがたった1人で悪の組織に立ち向かっていた時、必ずそこにいたのは、ヒーローを応援し、時に助ける美しい女性の姿。子供ながらに初めて〝胸きゅん.した大人のオンナだけに、各人の投票にも熱が入ったようだ。そして、くしくも48人の名前が登場。まさに「特撮ヒロイン48」の誕生としておきたい。
 センターポジション、もとい、得票数ナンバーワンは、まさに不動のヒロイン、6割近くの人が選んだアンヌ隊員こと、ひし美ゆり子(64)。「ウルトラセブン」のヒロインとしてブラウン管に登場するや、一躍人気を獲得する。「確信犯?」と勘ぐりたくなるほどのピチピチに仕立てられたウルトラ警備隊のスーツにより強調された、ひし美のグラマラスなボディラインは、子供に限らず、あらゆる男性をトリコにした。それだけに、その後、公開されたひし美のヌードは衝撃を持って迎えられることになっった。では、アンケートの声を見てみよう。
「アンヌ隊員とダン隊員の微妙なやり取りから、大人の世界を感じていた」(48歳・広島県)
「懐かしく、甘酸っぱい思い出なので、『あの人は今』的な番組で今の姿は見たくない」(51歳・男性)
 50歳前後の男性にとって当時のアンヌ隊員は手の届かなかった憧れの女性であり、思い入れも格別のようだ。
 第2位には、アクションシーンも評価が高かったキカイダー01」のヒロイン・志穂美悦子(55)がラクイン。彼女が演じた、その名もビジンダーは、みずからに爆弾が搭載されており、起爆装置はシャツのボタン。つまり、彼女のシャツを脱がそうとすると爆発してしまうという、ちょっとエッチな設定も子供たちの心をくすぐった。
「服装が奇抜で、とにかく強かったことが印象的」(41歳・神奈川県)
「彼女をきっかけに女性を意識することになった」( 46 歳・大阪府)
 こうして見ると、特撮ヒロインが少年児童たちの性の入り口の役割を果たしていたことがよくわかる。
 続く第3位の解説は次章のインタビューに譲り、注目ヒロインをピックアップしていこう。
 もともと国民的な人気があったアイドルが特撮ヒロインに挑戦したことで話題になったのは山本リンダ(60)だろう。「こまっちゃうナ」の大ヒットで当時すでに認知度は抜群、紅白歌合戦にも出場していた。そんな彼女が扮したのは、「仮面ライダー」のマリ役。「スタイルがよく、身のこなしも堂に入ったものだった」(57歳・宮城県)
 ウルトラマン、仮面ライダーとくれば、戦隊モノも黙っちゃいない。8位に入った「秘密戦隊ゴレンジャー」の「モモレンジャー」は、その後、延々と続く戦隊モノの原点だけに納得の順位だが、やはり、そのコスプレも相まったキャラクターの勝利だろう。
「男性ヒーローの中の紅一点には引かれざるをえなかった」(48歳・福井県)
 男性だらけの部署にいる桃色の女性は、それだけで人気が高いのである!
 特撮ファンに感慨深い作品といえば、レナこと吉本多香美(39)が出演した96年の「ウルトラマンティガ」だろう。吉本の父は、初代ウルトラマンのハヤタ隊員こと黒部進であり、親子2代のウルトラ出演となった。
「ハヤタとレナを同じ画面で見た時には思わずグッときた」(53歳・大阪府)
 さらに、08年には劇場版「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」で、夢の親子共演を果たしている。
 そして近年、特撮ヒロインは女優・タレントへの登竜門とも言うべき性格を帯びてきている。
 95年の「超力戦隊オーレンジャー」に出演したさとう珠緒(38)は、少しおっちょこちょいのオーピンクを好演し、のちにバラエティ番組で大ブレイク。その流れで、
「大人になってから見たヒロインでは、秋山さんがいちばんかわいくて、うまいのでは」(43歳・愛知県)
 と、称賛される秋山莉奈(26)ら、グラドルが意外な実力を発揮して株を上げたり、水谷ケイ(37)らのセクシー系の女優までが登場し、世のお父さんの目を楽しませた。
 また、特撮ヒロインを足がかりに、長澤奈央(27)、満島ひかり(25)らの実力派が輩出されるなど、現在は昔以上に特撮ヒロインから目が離せなくなっている。次なる目標は昭和の特撮ヒロインを超えるキャラクターの登場だろう。

カテゴリー: エンタメ   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)