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会社員をしながら、有志で作る盆踊り保存協会の一員として活動しています。盆踊りは立派な日本の伝統文化なのに、国からぞんざいに扱われています。歌舞伎や能ばかりが日本の伝統的文化とされ、現在はコロナ禍ということで、盆踊りは禁止に。一般庶民の楽しみをもっと盛り上げるべきであり、日本文化を世界で見直してもらういい材料なのに。生死にかかわるわけではありませんが、大問題です。
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この相談者は盆踊りをグローバルな視点で保存し、世界へ広げていく大切さを切に訴えているわけですね。僕なりに盆踊りを調べたところ、北海道から沖縄に至るまで日本全国津々浦々、しかも海外在住の日本人も合わせると、1年で約1万件ほども開催されているようなのです。
有名なのは徳島の阿波踊り、東京だと佃島の盆踊り、大阪は河内音頭、福岡の炭坑節や岐阜の郡上おどり。沖縄のエイサーもそう。最近はクラブっぽくアレンジした盆ディスコや、空港でフライトを眺めながら踊るセントレア盆踊りなども出てきています。
枠にとらわれず、誰もが参加できる盆踊りを、これからの日本の世界的地位向上のため、もっと盛り上げよう‥‥というところで、どうやらコロナの時代になってしまったと。
確かに東京五輪の閉会式でも、盆踊りが盛り込まれていました。閉会式全体はなんともショボかったという感想がある中で、盆踊りのコーナーだけは世界中から注目され、評価は高かったようです。
あの時なぜ、菅総理と小池都知事もアリーナへ降りて一緒に踊らなかったんでしょう。あそこで踊っていたら、菅さんも総裁選を降りることがなかったかもしれないのに‥‥。
というのは後の祭りとして、さてさて。世界が見たい日本とはこういう独特な文化なのではないか、と僕も感じます。そこで、ある人が思い浮かびました。自民党内の有志で結成されているお祭り議員連盟というものがあるのですが、僕の議員時代の同期、吉川赳君がやっていたので、この話をしてみたところ、忙しい最中に答えてくれました。
「お祭りは議員たちにとっても大切な事業なので、今後はもっと応援していきます」
それならばと、盆踊り事業を管轄する文化庁にも聞いてみました。
「対馬の盆踊りや新島の盆踊りなど、いくつかは無形文化遺産候補『風流踊』に候補提案されていますよ。これからユネスコ無形文化遺産へ提案していきます。評価機関による勧告は10月あたりです」
なんと、いくつかの盆踊りには動きがあるようですが、これが単なる勲章的なものとして終わることなく、もっとオーソドックスな事業として発展することを祈ります。
ちなみに僕は、中学校からの必須科目であるダンスを盆踊りに変えるべきだと考えまして、その旨、吉川君に献策しておきました。モダンダンスも大事なんですけどね。日本のダンスといえば、やはり盆踊り! 秋祭りにだって盆踊りがあります。この提案が通ることを祈ります。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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