芸能

米倉涼子、正念場の「ドクターX」好発進も「20%は超えず」の4つの“要因”!

 女優・米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の初回が10月14日に放映された。シリーズ7作目となった同ドラマ視聴率は19.0%と、今年の民放連ドラ陣のなかでは初回の数字としてはトップを叩き出し、相変わらずの実力を見せつけた。

 ドラマライターが、「今後も伸びしろがあるはず」と前置きして、まずはこう語る。

「27年間在籍していたオスカープロモーションを昨年退社した米倉にとって初の本格的ドラマとあって話題性は十分だったはずです。米倉演じるフリーランス外科医・大門未知子の相棒役でやはりフリーの麻酔科医・城之内博美に扮する内田有紀など主要な人気キャラたちも出演を続行。一方で、新たに登場した、大門が働く東帝大学病院の内科部長兼院長代理・蜂須賀隆太郎役を演じる野村萬斎のネチネチと嫌味を言う演技も存在感は抜群でした。《出演者が豪華!》とネットの声にあるように、シリーズ初登場組の抜擢も今のところは成功したように見えますね。第1話のゲストも、富永愛が代議士役、岡田将生が医師役で出演と力が入っていました」

 それでも、初回が、「なぜ20%超えできなかったのか」については、こんなふうに分析する。

「視聴者のネットの意見では《毎日ワイドショーでコロナを見てきて、ドラマでまでコロナを見たくなかった》《コロナの大変さを笑いに持っていくには早すぎたと思います》といった、感染症を扱ったストーリーへの違和感がかなり多く見られました。外的要因としては、約2年前に放映されたシーズン6の時よりも、テレビでのリアルタイム鑑賞ではなく、無料動画配信サイトで観るスタイルが相当定着してきたこともあるでしょう。また、ここ約1年半ものコロナ禍での外出制限がネットフリックスなど有料動画配信サービスの大幅な普及を後押ししたことや、ドラマ開始直前の9月末に緊急事態宣言がほぼ全国的に解かれ、夜の外出が急速に盛んになったことなども数字が大化けできなかったことに影響しているのでは。ただ幸いにも、第1話が、定番の1話完結型の展開ではなく、大門自身が罹患して倒れるシーンで終了。これが《来週も観たい!》という欲求をうまくかきたてていますね」(前出・ドラマライター)

 報道によれば、今シリーズでは、大門の、これまであまり描かれなかったロマンスも描かれるとか。毎回お馴染みの感のある「銭湯シーン」以外で、米倉が、妖艶な素肌や完璧すぎる肢体をどこまで魅せ、視聴者を楽しませてくれるのか、今後の展開が気になる。

(島花鈴)

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