スポーツ

騎手と調教師「相性抜群 or 絶縁不仲」を一挙紹介(2)

20140123i

 西の武が東西リーディングのベスト10に返り咲いた昨年、逆に6位から11位と大きく後退したのが東の横山典弘(45)。112勝から83勝まで落とした理由は、御大・藤沢和雄師との「絶縁」だった。美浦の厩舎関係者が明かす。

「藤沢師が管理するフラムドグロワールが5月のNHKマイルCで惨敗して以降、騎乗馬はゼロ。ただ、豊と違って他の厩舎のバックアップが少ないのも影響していますね。東の御三家の堀宣行師は戸崎圭太(33)、国枝栄師は蛯名正義(44)という主戦を抱える状況とはいえ、蛯名を敵視している点がいただけない。蛯名番の記者ばかりか、若手記者が蛯名の取材後に横山にコメントを求めると『お前、蛯名派だろう』と無視することもあってね。あれじゃ、他の厩舎も依頼しにくい」

 現在は妹の夫の菊沢隆徳厩舎や関東5位の大竹正博厩舎が中心。専門紙記者が語る。

「大竹師は横山がダービー制覇したロジユニヴァースの調教助手だったので、信頼が厚い。藤沢師の主戦・北村宏司(33)も乗せているので、和解の鍵を握る人物かもしれない。あるいは横山の息子で昨年39勝と飛躍した和生(20)に堀師と国枝師が依頼しており、藤沢師が声をかける時がチャンスじゃないでしょうか」

 復活劇の明暗なら、松岡正海(29)と三浦皇成(24)だ。タレント出身の両夫人同士は仲がよく、子供のお受験準備に余念がないが、前出の個人馬主によれば、

「松岡はケガがあったとはいえ、年々下降気味。同期の石橋脩(29)とエージェントが同じだったことがあるが、『脩に先に回してんじゃないの?』と毒づき、袂を分かってから暗転した。かつてはマイネル軍団の主戦だったのに、Cランクまで落ちた。一方の三浦はフリーから心機一転、鹿戸雄一厩舎に所属して腕を磨き、夫人・ほしのあきの芸能界人脈を生かしてAKB関係やパチンコ業界の個人馬主と親しくなり騎乗機会を増やした。昨今、馬主の意向で騎手が決まることを心得ていますね(笑)。遊びにしても、松岡は蛯名グループとカジノ派だけど、三浦はゴルフ派で、田中勝春(42)や調教師にかわいがられていますよ」

 実は三浦&鹿戸師、田中勝&宗像師のコンビは馬券的にも魅力だという。競馬評論家・伊吹雅也氏が解説する。

「昨年、前者のコンビは〈8・6・4・52〉で単勝回収率が262%、複勝回収率は108%。後者は〈10・3・8・62〉で、単が209%、複が110%と、注意を払いたい」

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
これは太川陽介を勝たせるため…「バスvs鉄道対決旅」で鉄道マニアの村井美樹にかけられた「疑惑」
2
太川陽介「元祖バス旅」ついに復活で「新パートナー」は実験的な「日替わり」も…
3
移籍先が見つからない田中将大の「救世主」はまさかの「明石家さんま」だった
4
プロ成績は歴然だけど…元日本ハム・斎藤佑樹と元楽天・田中将大「現在地と明暗」皮肉な大逆転
5
「野外音楽フェス」参戦の中森明菜が香取慎吾・稲垣吾郎・草彅剛の事務所に「合流」タッグ!