スポーツ

「顔が揺れてましたよね!」宇野勝が「ヘディング事件」の真相を高橋慶彦に弁明

 主に中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手・宇野勝氏。1984年には日本プロ野球において、遊撃手として初となる本塁打王を獲得。338本は、遊撃手としての通算最多本塁打記録である。

 しかしながら、そんな宇野氏の名前を全国区に押し上げたのは、それらの功績以上に、俗に言われる「宇野ヘディング事件」ではないだろうか…?

 81年8月26日に後楽園球場で開催された「巨人─中日」戦の7回裏、2アウト2塁の場面。中日の先発・星野仙一氏(故人)の投球を、巨人の山本功児氏(故人)が遊撃手後方にポップフライ。宇野氏は捕球の態勢に入りながらも、捕球を失敗し、まるでサッカーのヘディングのように右側頭部を直撃したといった突発事態で、客席は爆笑に包まれたものだ…。

 その宇野氏が、主に広島カープで活躍した元プロ野球選手・高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉に出演(11月26日付け投稿回)。

 当時のエラーを振り返り、「言い訳ですよ!」と前置きしつつ、当時はコンクリートのように硬いカチカチの人工芝、さらにはケン(歯)の立つシューズだったことから、「顔が揺れてましたよね?」と、高橋氏に確認。つまりは飛球を追いかける際に視界がブレて見失ったのだと弁明。思わず白い歯を見せて苦笑する高橋氏に、宇野氏が「ここ笑うところじゃないからね。真剣、真剣」と訴えると、「わかる、わかると、」と同じ遊撃手だったゆえの理解を示していた。

 タレント、みのもんたのコミカルなナレーションでもお馴染み、スポーツバラエティ番組「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」(フジテレビ系)は、前述の宇野氏のエラーがきっかけで放送スタートしたとされているが、宇野氏は、ベストナインを3度受賞するなど、守備面に定評のある選手だったことは付記しておきたい。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
高島礼子の声が…旅番組「列車内撮影NG問題」を解決するテレビ東京の「グレーゾーンな新手法」
4
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
5
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え