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プロ野球キャンプイン!セ・パ12球団の地雷地帯を先取りガイド(3)

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 投打の大補強でCS進出を狙えるほど横浜DeNAの戦力は強化されたが、不安が募るのは中畑清監督(60)のパワーアップしすぎる「口撃力」だという。

「昨年12月、ラジオ番組で巨人の日本シリーズ敗退を『あの戦力で負けるか?』と本音をズバリ。この発言に、巨人の選手たちはカチンときていました。1月のトークショーでもFA移籍した久保康友(33)の人的補償で阪神へ移った鶴岡一成(36)について『彼がどれだけパスボールをしたか知っていますか。ほとんど投手のせいにしてましたけど』とボロクソ。オフに頸椎ヘルニアの手術も成功し、『全開だ、俺は。(ヘルニアの)モヤモヤも取れたし、ビシビシ言いたいこと言うし、動いていく』と猛口撃宣言をしました」(デスク)

 かえって災いを引き寄せなければいいのだが‥‥。

「いや、一番の爆弾は中村紀洋(40)ですよ」

 と険しい表情を見せるのは、球団関係者である。

「昨年は采配批判で二軍に降格し、契約更改の事前交渉では球団から『提示額を受け入れなければ自由契約』と通告された。不満があるなら出て行ってもらって結構という意思表示です。この処遇に中村は頭にきた。しかし巨人OBの中畑監督は、巨人では首脳陣批判、采配批判は1000万円単位の最高罰金だったこともあり、まだ中村を完全に許していません。中村はオリックスから獲得したバルディリス(30)との厳しいポジション争いを強いられますが、中畑監督は基本的にはバルディリスを使うつもりでいます」

 問題児が火を噴くのも時間の問題かもしれない。

 妻への暴行で逮捕され謝罪会見を開いたヤクルトのバレンティン(29)には、チームリーダーだった宮本慎也氏(43)の引退が新たな火ダネをもたらしそうだ。ヤクルト担当記者が言う。

「昨年はチンタラ練習したりサボッたりするのを宮本氏が叱り、言うことを聞かせていた。あの活躍は宮本氏がいてこそのものでした。暴行事件による拘束もあり、トレーニング不足は明らかで、体はユルユル。キャンプで追い込まないといけないのに、宮本氏は不在。チーム内からは不安の声が上がっています」

 パ・リーグに目を転じれば、昨年の覇者、楽天では大型ルーキーの松井裕樹(18)が早くも、代理人のマネジメント会社による争奪戦に巻き込まれている。すでに数十社からオファーが届き、入り込む隙がなく断念した社もあるのだという。野球に集中しようにも周囲は騒がしくなる一方だが、そんな左腕をエースに育てるという仕事が課される星野仙一監督(67)は、マー君とマギーの退団で弱気に。楽天担当記者によれば、

「マー君の24勝分が消えた大義名分でお気楽感はありますが、『ソフトバンクが1位じゃないか』と口にしている。負けてもしかたないと思っているのかも」

 星野監督が持ち上げたソフトバンクは李大浩(31)、スタンリッジ(35)、中田賢一(31)、サファテ(32)、ウルフ(33)、岡島秀樹(38)、鶴岡慎也(32)を大型補強。

「払った金もすごい。報道されている以上にもらっているようです。中には(報道の)2倍の選手もいるらしく、ナインはそれを知って『何だよ、あんなにもらいやがって』と不満を漏らしています。移籍軍団とナインの間に亀裂が入ったままのキャンプインですから、今後どうなることか‥‥」(スポーツライター)

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