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記事全文を読む→医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<春うつ&コロナうつ>気温の寒暖差が自律神経に影響大
春は何かとストレスを感じやすい時期。進学・就職・異動など、生活環境の変化によって、心身に不調が生じる「春うつ」には要注意である。
さらに、今年は「コロナうつ」にも気をつけたいところ。たび重なるまん延防止等重点措置や、感染リスク、将来への不安がもたらすストレスにより、うつ状態になる人が増えてきている。背景には、外出自粛やテレワークへの移行などにより、生活リズムが変化し、体内時計が乱れてしまうことも関係しているようだ。
「春うつ」も「コロナうつ」も主たる原因は、自律神経の乱れによるもの。冬から春にかけては、最も寒暖差が大きく、高気圧と低気圧の入れ替わりが激しい時期である。この気温の変化に体が対応しようとするために負担がかかってしまうのだ。
以下の項目でひとつでも該当すれば「春うつ」「コロナうつ」の可能性が高い。
【1】気分が落ち込んで何をするのも憂うつだ
【2】体がだるくてやる気が起きない
【3】人と会ったり電話をするのが億劫である
【4】なかなか寝つけない
【5】怒りやすく、涙もろくなった
【6】アルコールや甘い物の摂取量が急激に増えた
【7】腹痛、下痢、便秘がひどくなった
自律神経を整えるには、決まった時間に起床・就寝するなど、規則正しい生活リズムを作ることが重要だ。ビタミン、カルシウム、ミネラルが自律神経の働きを整える効果があると言われているので、積極的に取り入れることも忘れずに。
さらに、ジョギングなど負担にならない程度の運動を効果的に取り入れて、自分に合ったストレス解消法を見つけて、「春うつ」「コロナうつ」とおさらばしよう。
田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。
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