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「昭和のBIGBOSS」金田正一がグラウンドに登場した型破りな演出

 日本プロ野球記録となる「400勝投手」金田正一氏が、ロッテ・オリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)の監督に就任したのは、1972年シーズンオフのこと。

 73年は3位で2年振りのAクラスに戻し、翌74年は4年振りのリーグ優勝。日本シリーズでは、巨人の「V10」を阻止した、与那嶺要監督率いる中日ドラゴンズ相手に4勝2敗で勝利し、毎日時代の1950年以来、2度目となる日本一に導いたのだった。

 そんな金田監督の就任当時の仰天エピソードを語ったのは、1965年、当時は東京オリオンズと呼ばれていた時代に入団、プロ通算2081安打で名球会入りを果たした山崎裕之氏。YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉の、5月1日付け投稿回に出演してのことである。

 当時は球団が主催する春の合同自主トレ(1月半ば)があったそうだが、埼玉県川口市の球場でトレーニングをしていたところ、突如、レフトの守備位置にヘリコプターが舞い降りた。金田監督はそれに乗って、球場に馳せ参じたのだ。

「最初にドキッとしたのは…」と山崎氏が振り返ったこの邂逅エピソードは、「BIGBOSS」こと日本ハム・新庄剛志監督も驚きの監督登場シーンだった。

 金田監督は「昭和のBIGBOSS」…。当の新庄監督が聞けば、どんな感想を漏らしたことだろう。

(所ひで/ユーチューブライター)

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