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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」 菊池の番手から平原が突き抜ける!
「函館記念」◎平原康多/○郡司浩平/▲新田祐大/△清水裕友/佐藤慎太郎/守澤太志/井上昌己/菊地圭尚/鈴木裕/原田研太朗/小松崎大地/菊池岳仁
先行から追い込みにモデルチェンジした選手は、まくり脚があるのも強みだ。
ナイターで行われる「函館記念」(5月14日【土】~17日【火】)は、GIII青森、いわき平ダービーに続く北日本シリーズの最終戦になる。メンバー構成は東日本が断然有利。劣勢の西勢は逆転を策すはずだ。
レース運びのうまさで一枚抜けている平原康多を本命に推す。好調な徹底先行、菊池岳仁の番手が理想だが、菊池が不在でも自力がある。圧巻のパフォーマンスで突き抜けるとみた。
対抗の郡司浩平が鈴木裕との南関コンビで平原に肉薄する。好位から勝ちパターンのまくりが決まれば、逆転がある。ちなみに鈴木はかつて先行で戦っていたが、今は追い込み選手として活躍している。競走得点が高く、ここは特選スタートも望める。まだまくり脚は健在で、混戦をさばけるようになっているだけに、一気の浮上も警戒したい。
あとは、ラインが長くなる新田祐大と清水裕友の台頭を押さえておく。
有力候補には入らなかったが、48歳のレジェンド・武田豊樹は北海道出身。今はFI戦に出場することが多いが、結果は残している。先日のダービーにも出走した。ファンの声援を背に、見せ場は作る。
【大穴この1車】
山田英明(佐賀・89期)。
九州屈指の実力者が落車による欠場もあり、今年はGIIIをまだ2度しか走っていない。ただし、その2場所、4月武雄記念(〈1〉〈1〉〈7〉〈2〉)の初日は14万450円のビッグ配当と、最終日は1万8260円だった。1月豊橋記念(〈7〉〈3〉落欠)の2次予選でも1万8990円。ダービー2走目の1着失格は、直線で後続が接触落車したためで、不運でもあった。人気薄をよく連れてくる傾向もあり、万車券を2本演出してもおかしくない。
【狙い目の伏兵3人】
櫻井祐太郎(宮城・117期)のGIII参戦は、今年すでに5度目になる。4度目の4月平塚記念は(〈2〉〈3〉〈9〉〈8〉)と準決勝に乗った。北日本の先行として、風を切れば、後ろの選手ががっちりガードする。
2月に特昇した鈴木浩太(千葉・119期)にとって、記念は初挑戦になる。もちろん、9車立ても初体験。初日に好走すれば勢いに乗る。
中部期待の新人が藤井侑吾(愛知・115期)だ。GIIIでは、平塚記念(〈2〉〈3〉〈9〉〈1〉)まで3場所連続準決勝に進出しており、7月から1班昇班も決まっている。ファイナリスト入りもあるのではないか。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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