政治
Posted on 2022年05月16日 09:59

居酒屋の飲み代にも選挙活動にも使いたい放題!改正「文通費」の超デタラメ実態

2022年05月16日 09:59

 歳費とは別に、国会議員に月額100万円が支給される。それが物議を醸している「文書通信交通滞在費(文通費)」だ。使途は読んで字のごとく、なのだが、共産党以外の与野党は、これを「何でもありの目的外使用OK」に都合よく変更、合法化してしまおうと動いている。

 文通費が俎上に載る端緒となったのは、昨年10月の衆院選。当選した新人議員が月に1日しか在職していないにもかかわらず、満額100万円が支給されたことだった。

 これにメディアや国民から批判の声が上がったことで、与野党は「日割り支給」という案を持ち出した。

 政治ジャーナリストが憤る。

「日割り支給というと、あたかも真っ当なことを言っていると勘違いしがちですが、とんでもないペテンです。そもそも経費を日割りで前渡しする企業がどこにあるんですか。一般社会の常識とは遠くかけ離れていることは明らかです。だいたい領収書の公開が義務付けられていないことからして、世間の感覚とズレまくっている。領収書なし、使途の説明なしでバンバン経費が通る会社など、存在しないでしょう」

 そこに今度は「調査研究広報滞在費」と名称を変えて、使途を広げたいというから驚く。

 与党の議員秘書が本音を明かす。

「要は何にでも使えるようにしたい、ということですよ。もともと文通費は『第二の給与』と言われ、使い切れなかった場合でも返還する必要がない。従来から飲み代や私設秘書の人件費、私的な使い道に流用するなんて、いくらでもやっていること。それをさらに自由にするわけです。今回、目的を『国政に関する調査研究や広報、国民との交流、滞在等の議員活動を行うため』に改めようということですから、選挙などの政治活動にも使えるようになる。『国民との交流』と称して、居酒屋でも堂々と経費で飲めるでしょう」

 国民の血税をモノともしない、まさにやりたい放題のご都合主義。

 こんなデタラメを通そうとする厚顔ぶりを、国民はなんと思うのか。7月に行われる参院選に向けて、有権者はきちんと考えるべきだろう。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月04日 07:00

    地上からは想像もつかない深海で、半世紀前に投棄された「核のゴミ」が静かに朽ち果てている――。米メディア「The Week」電子版が、そんな背筋が寒くなるようなニュースを報じた。フランス沿岸から約1000キロ離れた北東大西洋海域の水深約470...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月05日 14:15

    東京都港区で8月に行われた「麻布十番納涼まつり」で、屋台の「冷やし蟹ラーメン」を食べた78人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、3人が入院した問題で、新たな衝撃事実が判明した。東京都と港区は発症者31人と従業員2人の便からサルモネラ属菌が検出され...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    政治
    2026年09月08日 07:15

    アメリカ・アイダホ州の一部地域では、畑の土を外へ持ち出さないよう、厳しい移動制限が敷かれている。農機具も土を完全に落とさなければ、「発生地域」の外へは出せない。そこまでして封じ込めている相手が、肉眼ではまず見えない「線虫」だ。名前は「ジャガ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/1発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク