スポーツ

清原和博 “引退後の黒番長”全貌を公開(3)「球界復帰は難しい?」

20140320c

 亜希夫人との間に2人の息子をもうけた清原氏は、溺愛する息子をリトルリーグに入れ、せっせと応援に顔を出す親バカぶりを見せた。やはり父親の血を受け継いだのか、「4番・サード」としてチームを牽引した息子に将来の「清原2世」誕生を夢みた──といったところだろうか。

 ところがここで、とんでもないトラブルが勃発していたのだ。リトルリーグ関係者が嘆息しながら明かす。

「清原さんはドスの利いた声で相手チームや選手にヤジを飛ばすのですが、それが相手の父兄を刺激するというか、常軌を逸した激しい内容なのです。ある時、清原さんのヤジがきっかけでトラブルになり、パトカーが出動する騒ぎになったことがありました。なので父兄の間では要注意人物だったというか‥‥」

 このエピソードにデスクは、現役時代の清原氏をこう回想し、さもありなん、と苦笑するばかり。

「気に入らないことを書いた記者を、仲のいい記者を通じて呼び出すんです。『シバいたる! あいつ、呼んでこい』とね。伝令を頼まれた記者は『キヨが呼んでるよ』と伝えに行くんです。昔の不良の呼び出しみたいでしたね」

 こうした「黒番長」の跋扈に、球界はかねてからNGを出していた。NPB(日本プロ野球組織)関係者はこう断じるのだ。

「あれだけの成績を残した選手だから、指導者として現場復帰する道は十分あるのに、本人は『監督しかやらない。コーチなんかやる気はない』と言う。指導者経験もないのにいきなり監督というのは‥‥。本来なら古巣の西武やオリックスの次期監督候補者としてリストに名前が載るぐらいはあっていいはずなのに、そんな話はまったく出る気配がない。しかし、彼が球界の“ブラックリスト”に載る決定打となったのはやはり、あの入れ墨が原因でしょうね」

 清原氏の足、膝下には龍が踊っているような入れ墨が入っており、息子のリトルリーグの試合を見に行っても、サポーターをするなど特に隠すこともなかったという。それは球界にも広く流布し、今や知らない人間はいないほど。

「プロ野球は文部科学省の所管。青少年に夢を与える健全なスポーツであり、入れ墨などその対極にあると言っていい。裏社会との交際と並んで、ご法度とされています」(球界OB)

 そんなことは清原氏も重々承知のはずだが、さらにこんな驚くべき証言をするセ・リーグ球団関係者もいるのだ。

「足に加えて、肩付近にも新たに入れ墨を追加したというんです。ゴルフコンペ会場の風呂場で、関係者にそれを目撃されていると。理由はなんと、彼は山口組六代目・司忍組長の大ファンで、憧れを抱いているから。『服装も最近は(組長の)マネをしとるんや。帽子かぶったりして』と知人に話しているそうです。巨人キャンプに現れた時の格好も、その憧れを体現したものだったのかも‥‥」

 NPB関係者が断言する。

「もし今回の(週刊文春の)報道が間違いで、本当に糖尿病の治療だったとしても、再びユニホームを着て現場に復帰するのはもう無理だと思います。正直言って、薬物疑惑があろうとなかろうと、入れ墨がこんなに入っていることが知られている時点でアウト。球界のイメージからは外れていますから」

 そうした冷たい見方を知ってか知らずか、

「そんなオレを呼ぶところ(球団)なんかあらへんやろ」

 と清原氏は漏らしているという。もはや「球界の黒番長」として生きていくしかないのか──。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身