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記事全文を読む→金本知憲 講演会で阪神&大物OBを公開処刑(3)「名球界の大先輩も容赦なく口撃」
「旬が短い選手っているじゃないですか。高校時代にいちばんよかったとか」
こう切り出すとアニキは球界OBの実名をあげた。
「元巨人の元木大介みたいな。彼は今もうお笑い芸人みたいなことをやるしか仕事がないんですよね。アイツの自慢はですね、『僕はプロに入って自分の部屋で一回もバットを振ったことがない』。こんな野球選手もいるんですよ。だから元木って1年ぐらいしかレギュラーになってないんですね、名前ばっかりで」
返す刀で超大物OBをも“公開処刑”にさらしてしまうのだ。
「今年、中日のキャンプに行ったんですね。そこに杉下茂という、フォークボールを日本で最初に投げた人がいた。話しているともう、あれこそ老害ですね。年取るとどんどん頑固になっていく人と、どんどん柔軟になっていく人とに分かれます。どんどん頑固になってカタブツになっていくクソジジイが杉下茂でしたよ」
名球会の先輩であり、御年88の大投手を勇気あるコキ下ろし口撃。が、何となく共感できるような、スッキリ感も漂うような。
「あとはね、(現役時代、阪神キャンプに臨時コーチとして来ていた)広岡達朗さんですか。僕、20分説教されましてね。僕が肩を痛めてたんですね、キャンプで」
そう話すと、アニキは広岡氏とのやり取りを再現してくれたのだが、これが実に振るっている。
「金本君、スナップスローをやってみなさい」
外野手はスナップスローを使わないうえ、肩をかばってのスローイングをするしかなかった。
「それはスナップじゃないんだよ」
「わかってますよ。どうしても肩が思わしくなくて」
「ふーん、そうなんだ。大変だねぇ。スナップやってごらん」
「いや、だからちょっと肩痛いんで‥‥」
「キミは何でこうやって投げるんだ?」
「あの、肩が‥‥」
「でもね、そんな投げ方してたら長く野球できないよ。もっと力を抜いて、体を使って。やってごらん」
広岡氏の「指導」は打撃にも及ぶ。
「何でキミはこうやって打つんだ。もっとこうやってこれで‥‥ダメでしょ。そんなんでよく打てるね。長く野球やりたいだろ。キミ、年いくつ?」
「42歳です」
「おぉ‥‥。けっこう長くやってるんだねぇ‥‥」
アニキはこれを次のように「総括」した。
「これホントの話なの。人の話、聞かないんですよ。アンタ、生涯打率2割4分か5分やろ(実際は2割4分)。で、(長く野球をやれと言う)広岡達朗を調べると、35歳ぐらいで引退してるんですよ。ああいう年の取り方はよくないですね。若い人は絶対に耳を傾けないですよ」
球界のご意見番たる重鎮も、真っ二つに斬られてしまったのだ。
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