事件

紳助と女帝妻「愛人公認」腐れ縁35年(4)コンプレックスを克服した

02年にかつての「直参」松本人志(48)と共著で出した「哲学」(幻冬舎)で紳助は、夫人を持ち上げて、2人の関係をこう記している。
〈僕ら夫婦は、俺がレーサーで、お前がメカニックだった。二人でチームとしてやってきた。それでいい成績をおさめたのは二人の成果〉
「いい成績」とは、すなわち人気と財を成したことだろう。
 それでも紳助の金銭感覚は、先に触れた夫人の金銭感覚を踏襲しているようである。
前出・テレビ局関係者が言う。
「吉本の人間に聞くと、『ホンマ、紳助さんはセコい。オレら男には、コーヒー1杯奢ってくれない。酔うと、〝金はギョーサンあるんや、ボケ!〟と言うくせに』とボヤいていましたね。根本として、長い間、お金と学歴にコンプレックスがあったといいます」
 そのもう一つのコンプレックスも、夫人の功績で克服しているようだ。
 前出の城下氏が話す。
「家のことは子育てから何から何まで嫁任せと公言してきた紳助ですが、実際、3人の娘さんとも芸能界とは一線を画し、高学歴です。長女は大学卒業後、法科大学院に通い、現在は弁護士と結婚。次女もUCLAに留学し、コロンビア大学の大学院に進んで昨年結婚しました。三女も東京の法科大学院に通っていますが、全員、立派に育て上げたのは、やはり奥さんの力が大きいですね」
 さらに、前出の知人もこんな話を思い出して言う。
「そういえば2年ほど前、さほど酒も入っていない状態で紳助さんが熱く語りだしたんです。『この年になったら、やっぱりカミサンやね』って。奥さんは家庭をきちんと守り、娘さんたちを立派に育て上げてくれたということを切々と語り、『若い女たちと噂も出たけど、この年でヤッてもしょうがない。男はやっぱり最後はカミサンに戻るってことや』と話していました」
 そうして親分は夫人のもとに戻ったのだろう。権力の座から落ちた親分は、女帝の存在がいかに大きかったか、あらためて感じているに違いない。

カテゴリー: 事件   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍暮らしに急展開!楽天・田中将大⇔中日・ビシエド「電撃トレード再燃」の舞台裏
2
不調の阪神タイガースにのしかかる「4人のFA選手」移籍流出問題!大山悠輔が「関西の水が合わない」
3
ボクシング・フェザー級「井上尚弥2世」体重超過の大失態に「ライセンスを停止せよ」
4
「メジャーでは通用しない」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「獲得に虎視眈々」
5
新庄監督の「狙い」はココに!1軍昇格の日本ハム・清宮幸太郎は「巨人・オコエ瑠偉」になれるか