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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」自在に仕掛ける松浦が5度目の記念V
「GIII久留米」◎松浦悠士/○郡司浩平/▲守澤太志/△北津留翼/荒井崇博/深谷知広/中本匠栄/小松崎大地/末木浩二/嘉永泰斗/上田尭弥/松岡辰泰
スピードスターがまくるかカマシ先行するかで、レース結果は一変することになる。
GIII「火の国杯争奪戦」in久留米(10月1日【土】~4日【火】)は、久留米で行われる熊本記念の6度目の代替開催になる。印はSS班を上位に取ったが、ラインが長くなりそうなのが九州勢。無抵抗では終わらないはずだ。
本命に松浦悠士を推す。名古屋共同通信社杯は5着だったが、それまでの4場所はGIIとGIIIでV3、GIオールスターは準優勝。獲得賞金は1億円を超える。先行しても強く、単騎戦でもひるむことはない。自在に仕掛けて、今年5度目の記念優勝を飾る。
郡司浩平も差はない。共同通信社杯の4連勝は、それまでの惜敗続きの鬱憤を晴らすかのような圧巻V。盟友の深谷知広との南関コンビで逆転を狙う。その深谷だが、まくりが強く、どんなレースをするかで結果は一変しそうだ。脚をためてカマシ先行するようなら、南関ワンツーもある。
あとは小松崎大地の後位からチャンスを窺う守澤太志と、地元勢では北津留翼のスピード戦一気とみた。
北津留は昨年、嘉永泰斗─瓜生崇智の熊本の若手2人を引き連れて先行し、嘉永の優勝に貢献した。いかにも人格者の北津留らしい競走だった。今回は好位から勝ちに行く。
【大穴この1車】石塚輪太郎(和歌山・105期)。
記念でよく万車券を演出している。5カ月ぶりだった前々走の青森記念(〈7〉〈2〉〈4〉〈3〉)では、2走目が6万4350円、最終日は何と41万9650円の超高配当だった。3月名古屋記念と2月奈良記念では、それぞれ2本ずつ出したが、そのすべてが1万円超だった。九州の競輪場に登場するのは約半年ぶりで人気になりそうにはない。大穴党をまた2度、喜ばせてくれるか。
【狙い目の伏兵3人】
SS班は出走していなかったとはいえ、2月のGIII高知で優勝している阿部将大(大分・117期)。まくりは強烈で、初めてのGI戦、寛仁親王牌(10月20日~)への出場も決めている。地元の若手先行の1人。予選は突破しなければならない。
山根将太(岡山・119期)は、3月玉野記念(〈2〉〈3〉〈2〉〈9〉)の決勝戦で、松浦(2着)に前を任された。今回は、その再現が目標になる。
劣勢の北日本勢の中、奮起に期待したいのが石井洋輝(福島・115期)だ。GIII実績はないものの、先行して粘るのが武器。初日に好走すれば勢いに乗る。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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