社会
Posted on 2022年10月31日 05:55

医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<眼の奥の痛み>眼圧が急上昇して発症。失明の危険も!?

2022年10月31日 05:55

 眼の奥がズキズキ痛い──。実は危険な病気のサインかもしれない。

 眼の奥が痛む疾患は数多くある。

 まず疑うべきは眼精疲労だ。パソコンやスマートフォンの液晶画面を長時間見続けることで、眼の奥の痛みや、充血、眼がかすむなどの症状を発症する。対処法は、眼を冷やすことだ。

 眼の疲れと言えば、温めることをまず思いつくが、疲れ目が軽い場合は、冷やすほうが効果的だという。

 もし、眼の奥の痛みの他に、頭痛も発症したら片頭痛である可能性が高い。

 吐き気や嘔吐を伴う場合もあるため、市販薬で対処しようとせずに、すぐ眼科を受診したほうがいいだろう。

 最も危険度の高い疾患が「急性緑内障」だ。

 通常の緑内障は自覚症状がないまま進行するケースが多い。しかし、「急性緑内障」は、精神的なショックや疲労、不眠、風邪、喘息などが引き金となり、眼の中の水(房水)の流出路である隅角と呼ばれる部分が狭くなることで眼圧が急上昇して突然発症する。

 眼の奥の痛みや頭痛、吐き気など様々な症状を引き起こす。迅速に処置を行わないと、最悪の場合には失明に至るため、速やかに眼科を受診してほしい。

 その他にも、外傷や逆さまつ毛、眼異物混入、副鼻腔炎や脳卒中(脳血管障害)など、眼の病気以外で別の疾患が原因のケースも多い。特に、頭痛や吐き気など他の症状が現れている際には、医師に相談するのがベストだ。

 受診の際には、いつから目の奥の痛みがあるのか、きっかけとなる出来事はあったのか、他の症状を伴うか、などについて、詳細に伝えることが疾患の早期発見のポイントとなる。

田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク