芸能

嗚呼、80年代アイドル32年ぶり和解までの「ワケあり相関図」(2)松田聖子と中森明菜は近藤真彦を巡って…

 とはいえ、80年代アイドルの人間関係はワケありで複雑そのもの。どれだけ仲良しアピールをしても、本音と建て前が隠されていた。

 19年2月にステージ4の舌ガン、4月に初期の食道ガンの手術を受けた堀ちえみ(55)は、同年7月末に自身のブログを更新。「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)の司会を務めた芳村真理(87)を囲む会で、82年デビューの同期が集まったことを報告。さらに、

〈今回のこの会で、石川秀美ちゃんと32年振りの再会を、果たせましたよ!〉

 と明かした。同期メンバーでいえば、05年に堀は松本と早見優(56)とママドルユニット「キューティー★マミー」を結成。初イベントで“親衛隊”2000人を集めたこともあった。

 それだけに、90年に元シブがき隊の薬丸裕英(56)との結婚を機に石川秀美(56)が芸能界を引退したとはいえ、なぜ会うまでに年月を要したのか。芸能プロ関係者はこう述懐する。

「結婚前に薬丸と堀と石川が三角関係だったと言われたことがあったんです。『第24回日本レコード大賞』の時に、新人賞にシブがき隊、石川、早見、松本、堀が選ばれました。その際、堀が号泣して歌えなくなり、薬丸が寄り添っていたら、いつしかファンの間で親密な関係と噂されてしまった。それで堀と石川はギクシャクして微妙な距離を置くようになったのですが、ようやく囲む会で“和解”の雪解けとなったのです」

 男女のトラブルならば、聖子と明菜も近藤真彦(58)を巡って、愛憎渦巻く関係になったことがある。

 89年2月にニューヨークで、聖子と近藤が密会した様子を「フライデー」がキャッチ。聖子は報道について会見で、目の前で濃厚なラブシーンをしているカップルがいたと説明し、近藤に耳元で「すごいね」と話していただけだと、交際を否定。カップルも「フライデー」側が聖子たちを刺激するための“おとり”だったとぶちまけた。

 しかし、近藤と付き合っていた明菜は同年7月に自殺未遂を起こしてしまう。

「密会報道が出るまでもライバル関係だったので、マスコミに不仲と書かれることがありました。それに明菜はウンザリしていたし、もともと聖子のファンでした。真似して聖子ちゃんカットにすることもあったほどで、02年に発売されたカバーアルバム『-ZEROalbum-歌姫2』では、聖子の『瑠璃色の地球』を歌っています」(芸能記者)

 結局、聖子と近藤の密会の真相は謎のままだが、流した浮名と逸話は数知れず。ワイドショーを担当していた当時の芸能デスクが振り返る。

郷ひろみ(67)と破局した際の会見で、『生まれ変わったら一緒になろうね』と、言葉を交わした名文句は有名ですが、郷はそんな約束をした覚えがなかった。その後、映画で共演した神田正輝(71)と結婚した時は、聖子が先に石原プロの石原裕次郎に付き合っていることを報告。外堀を埋めて、裕次郎から直々に『ちゃんとしろよ』と言われたことで、神田は結婚を決意したといいます」

 94年の正月には、郷&二谷友里恵夫妻、神田&聖子夫妻が同じ飛行機でホノルル空港に到着するハプニングが起きた。お忍びのはずが、正月をハワイで過ごす様子をマスコミに見つかった郷は、ピリピリムードで取材を拒否。それに対し、聖子は笑顔で応じ、「因縁のニアミス」でも一切、動じなかったのである。

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