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オリックス「日本一捕手」伏見寅威のFA権行使で浮上する「移籍の最重要条件」

 26年ぶりに日本一になったオリックスで、今オフ最大の懸案事項はというと、絶対的主砲・吉田正尚のポスティング問題だろう。だがその一方で、チーム躍進における支柱的存在の伏見寅威が11月7日、国内FA権を行使すると、球団を通じて発表した。

 伏見は「チームメートにもちろん愛着があるので、本当に悩みました」とし、今後はオリックスだけでなく「自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたい」と、移籍に前向きであると表明した。

 オリックスは現在、国内FA権を行使した西武・森友哉を獲得しようと必死で、もしも入団が決まれば、同じ捕手のポジションの伏見にとっては、職を失う可能性も出てくる。在阪スポーツメディア関係者は、

「伏見の年俸は人的補償が不要なCランクのため、どの球団もオファーを出しやすいのは間違いない。現時点では、出身地の北海道を拠点とする日本ハムの名前が挙がっていますが、他にも狙っている球団があるのでは、との話もある。伏見は今年32歳なので、引退後のことも考える年齢。コーチなどの手形を切ることができる球団に行く可能性が高いのではないか」

 オリックスは今年、捕手は伏見と若月健矢の2人を併用して頂点に立った。その一角が崩れ、森獲得も失敗となれば、球団初のリーグ3連覇に暗雲が垂れ込めそうだが、はたしてどうなるのか。

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