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記事全文を読む→武藤敬司「とりあえず『普通のおじさんになりたい』」
テリー 引退後は何らかの形でプロレス界には残るんですか。
武藤 いやぁ、まだそこまで具体的には。試合の解説とか、依頼が来た仕事は受けようかなと思ってますけど。「武藤さん、女子プロをプロデュースしてくれないか」みたいな話もあるんですけど、そこまでエネルギーがあるかどうか。
テリー 例えばゴルフだと「五木ひろし杯」とかあるじゃないですか。ああいう感じで「武藤杯」とかは?
武藤 いや、それは難しいんじゃないですかね。たぶん、「猪木杯」とかができたりすると思うんで、そこに名を連ねるのはまだまだ早いと思います。
テリー そうか。じゃあ、どうしましょう。
武藤 いや、だからまだ何も考えてなくて。とりあえず「普通のおじさんになりたい」っていうか。
テリー アハハ。キャンディーズみたいに(笑)。
武藤 でも、それもなかなか難しそうで。ムーンサルトプレスをやると、人工関節は壊れないけど、骨が壊れちゃうらしいんですよ。骨って年と共に弱くなっていくじゃないですか。
テリー 人工股関節に骨が負けちゃうんだ。
武藤 そうですね。で、それを防ぐには運動と栄養しかないらしいんですよ。だから引退しても、今のルーティーンとそんなに変わらない生活しようかなと。
テリー ということは毎日トレーニングを。
武藤 でも、引退してからそのテンションが保てるのかなって、それが今、一番の不安ですね。今でも意外としんどいトレーニングしてるんですよ。
テリー やっぱり試合がないとなかなかね。今のトレーニングは来年2月の引退試合に向けたものでもあるんでしょう?
武藤 そうですね。
テリー どんな試合になりそうですか。
武藤 テリーさん、俺ね、人工関節にした時に、先生に唯一約束させられたことがあるんですよ。「ムーンサルトプレスは絶対やるな」って。
テリー あ、そうなんだ。
武藤 で、「手術したら二度とやりません」って約束して、手術前に「最後のムーンサルトプレスをやる」っていう興行もやったんですけど。俺、人工関節にしたらチャンピオンになっちゃって、試合で1回だけやっちゃったんです。
テリー あらら。先生に怒られたでしょう。
武藤 すげえ怒られました。それ以上に家族みんなに怒られて。
テリー 当たり前ですよ。どうするんですか、2月は。
武藤 だから今、「もう本当に最後だから1回使っていい?」って、先生を説得してる最中です(笑)。
テリー アハハ。それは先生も許さざるをえないね。
武藤 まあ、やるかどうかわからないんですけど。
テリー あんまり無理しないようにしないと。
武藤 とにかく今は最高の試合ができるようにコンディションを整えるのに一生懸命で。引退試合までに大きな引退イベントも2、3組まれてるから、コロナにかからないように気をつけなきゃいけないし。引退試合に俺が出なかったら、ちょっとシャレにならねえしなと思って(笑)。
テリー 対戦相手は誰になりそうなんですか?
武藤 それは今、交渉中で。発表はギリギリになりそうですね。
テリー 相手は1人?
武藤 そのつもりです。
テリー でもさ、武藤敬司だったら3人ぐらいを相手にバッタバッタと。
武藤 いや、長州力の引退試合がそんな感じだったんで(笑)。また俺は別のことを。楽しみにしててください。
◆テリーからひと言
引退試合までもう少しあるけど、ひとまず長い間お疲れ様でした。OBだらけの運動会、おもしろそうだな。ぜひ実現させてください。
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