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野球ファンの23年は開幕前から最高の楽しみが待っている。3月のWBCに大谷、ダルビッシュ、鈴木誠也が日本代表として参戦を表明した。彼らはメジャーでとてつもない年俸をもらっている。ケガした時は所属チームに顔向けできないのに、よくぞ日の丸を背負うことを決断してくれた。
サッカーのワールドカップが面白かったのは、アルゼンチンのメッシらスーパースターが、お金では買えない名誉、誇りをかけて戦ったからやと思う。WBCはアメリカやドミニカなど、ライバルもすごいメンバーになると報道されている。歴代最強ともいえる日本代表が本気のアメリカを倒して世界一になれば、日本中が盛り上がる。メジャー予備軍の山本由伸や佐々木朗希、村上宗隆らも世界を相手にどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。超短期決戦やから投手力を生かせば頂点に立つチャンスはある。
ペナントレースでは、阪神の岡田監督の采配に注目したい。優勝の二文字を指す「アレ」を就任以来、事あるごとに口にしている。テレビの収録で会った時も相当な手応えを感じていた。阪神は05年以来、優勝から遠ざかっているから、ほんまに「アレ」したら大阪の盛り上がりはワールドカップやWBCどころの話ではない。僕の見立てでも「アレ」の可能性は高い。投手力はレベルの高い先発がそろっているし、ブルペン陣もしっかりしている。5年連続リーグ最多失策の守備さえ立て直せば、多少の貧打はカバーできる。
阪神のライバルとなるのは3連覇を狙うヤクルト、投打のバランスのいいDeNA。ヤクルトは三冠王の村上がどういう成績を残すかがカギ。ケガさえなければ不細工な数字にはならないと思う。僕は入団4年目にプロ野球記録のシーズン106盗塁をマークした。そして翌年以降は、その数字を意識しすぎることなくプレーした。村上も開幕前から22年の56本塁打を意識しすぎないほうがいい。ある意味、岡田監督が優勝を「アレ」と表現するのと一緒。無心で1本ずつ積み重ねていけば、自然と数字はついてくる。
パ・リーグは3連覇を狙うオリックスと、同率で優勝を逃したソフトバンクが再び火花を散らしそう。オリックスは吉田正尚がレッドソックスに移籍したが、西武から森友哉をFAで獲得。森一人では吉田の抜けた穴は埋められないけど、大きな補強となった。何と言っても大エースの山本由伸がおるし、伸び盛りの若手投手もたくさんおる。日本一になる喜びを知ったことが大きいし、自信もついたと思う。
ソフトバンクは日本ハムをFAとなった近藤健介を獲得した。7年50億以上の破格条件と言われている。打撃技術は現役屈指。普通にプレーすれば、打率3割は軽くクリアする。でも、ちょっと引っかかるところがある。今までチームを引っ張ってきた柳田や、中村晃、今宮らの気持ちはどうなんやろか。現役にこだわりがあった松田を巨人に出した一方で、近藤のあまりにも破格な条件には複雑な思いはあると思う。それ以上に心配なのがこれからレギュラーを目指そうとしていた若手選手。何のための4軍制なのか。近藤加入がうまく回ればいいけど、一歩間違えれば、チームがシラける原因になりかねない。ソフトのV奪回には藤本監督のチーム操縦術が大切になると思うで。
福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。
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