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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」稲毛が番手まくりで決着をつける!
「GIII伊東」◎稲毛健太/○山口拳矢/▲松坂洋平/△高橋築/竹内智彦/池田憲昭/磯田旭/石塚輪太郎/山岸佳太/隅田洋介/竹内翼/青野将大
知名度が低い機動型でもマーク選手がしっかりガードすれば好勝負になる。
「GIII伊東」(2月16日【木】~19日【日】)は、翌週に行われるGI「全日本選抜」(2月23日~)に出場がかなわなかった選手による4日間になる。先行有利な33バンクの中では直線が最も長く、まくりや追い込み選手にもチャンスはある。ゴールまで目が離せない激戦が連続しそうだ。
本命に稲毛健太を推す。和歌山記念(【1】【2】【6】【9】)以来1カ月ぶりの実戦で、じっくりと乗り込んできた。同県の後輩、石塚輪太郎の後位は絶好のポジション。自力もあるだけに番手まくりで決着をつける。
山口拳矢も差はない。まくり一辺倒なのは気になるものの、このメンバーでは一枚抜けた存在。中団を取れば逆転もある。
あとは徹底先行の青野将大に前を任せる松坂洋平と、このところ乗れている高橋築の台頭とみた。
その青野が南関の先頭で戦うことになる。実績では同期の山口に後れを取っているが、マイペースに持ち込み、バンクを沸かせるシーンに期待したい。
有力候補には入らなかったが、木村弘(青森・100期)は軽視できない。知名度は低いが青野に劣らない機動力の持ち主。北日本のマーク巧者がガードするようなら前残りがある。
【大穴この1車】櫻井祐太郎(宮城・117期)。
S級戦では準決勝を乗り越えられずにいながら、記念では車券に絡んでいる。ファンはよく読んでいて、前々走の豊橋記念(〈8〉〈1〉〈3〉〈9〉)の3走目は2万円超。昨秋には7車戦で8万円超と1万円超えも演出している。さらにさかのぼれば8月小田原記念(〈2〉〈4〉〈7〉〈2〉)の最終日が1万円超、5月函館記念(〈1〉〈6〉〈9〉〈2〉)の最終日が2万円超。決まり手の1、2着はまくりだけ。GIIIのここは2発あるのでは。
【狙い目の伏兵3人】
齋木翔多(静岡・115期)は昨年7月に昇級してGIIIで未勝利だが、積極策で戦い抜いている。後半戦で初勝利がある。
坂本紘規(青森・117期)はレジェンドの坂本勉さん(引退)の3男で、師匠は同じ2班で長兄の貴史。3戦すべてバックを取って好走したのが昨年9月の小田原(〈1〉〈5〉〈2〉)。ここも先手を取れるかどうかだ。
西日本の若手では、坂本と同期の青柳靖起(佐賀)に食指を伸ばしてみたい。高校まで野球に専念。競輪にようやく慣れてきた22歳は、昨年12月の西武園(〈2〉〈2〉〈7〉)が光る。逃げ切れば高配当になる。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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