ところが石橋は、この間も紳助への挑発を続けていたというのだ。
前出・放送作家が言う。
「昨年のフジの『26時間テレビ』でヘキサゴンファミリー11人が211キロを走ったことを、ファミリーの長である紳助が『感動するやん』と満足していたのは有名です。このセリフを石橋は昨年9月『みなさんの──』のSP番組で突然、連呼したのです。共演していた芸人は『あれはカラんじゃダメだ』とドン引きしていました」
人情家の「紳助親分」の一面までギャグにするとは、「子分」でなくとも許せない事態ではないか。
さらに、冒頭で紹介した石橋のサプライズパーティでは、後輩芸人である「TIM」や「おぎやはぎ」が余興を披露するのだが‥‥。「なぜかテロップには『関東の後輩芸人』という文言が入り、終盤にVTRでお祝いの言葉を述べたビートたけし(64)にも、『関東の大御所』とテロップが出る。いやが上にも、関東と関西の対立をあおっているような仕上がりなんですよね」(前出・放送作家)
この「第2次東西抗争」には、重要な鍵を握る人物がいる。それは、羽賀研二被告(50)とともに恐喝未遂事件で係争中の元ボクシング世界王者、渡辺二郎被告(56)だ。
紳助が引退会見で最後まで名前を伏せて「Aさん」と称していた渡辺被告。のちに判明した問題のメールでも、ヤクザが関係する事柄以外の身近なことまで相談していたことが明らかとなっている。いわば、紳助の「兄貴分」的な存在だ。
一方の石橋も、渡辺被告とは接点を持っていた。
「94年に半年だけ、フジで放送されていた『ラスタとんねるず94』という番組で、石橋と渡辺被告は共演しているんです。元格闘家を集めて、自分の手駒として体力勝負のゲームで競わせる『ジャイアント将棋』というコーナーにレギュラー出演していたのが渡辺被告です」(芸能ジャーナリスト)
しかも、渡辺被告は石橋演じる「貴王」側の最強の手駒として活躍していた。当然、隅にも置かない扱いだったという。
当時を知るフジテレビ関係者はこう話す。
「番組内でもそうでしたが、石橋は渡辺被告を『二郎さん』と呼び、親しげにしていました。楽屋にも石橋のほうから挨拶に出向くなど、当時は体育会系の先輩と後輩という間柄に見えたのですが、すでに渡辺被告はヤクザと接点を持っていただけに、今から思えば、石橋との関係もさもありなんと思えてきます」
紳助と石橋の険悪な関係は、「兄貴分」の渡辺被告との親密度を巡り、「舎弟」同士の小競り合いが発展したものなのか。ともあれ、17年間に及ぶ因縁に終止符を打てるのは、渡辺被告以外には見当たらないのだ。
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