スポーツ
Posted on 2023年03月10日 09:56

WBC侍ジャパン「機密情報ダダ漏れ」警報(2)アキレス腱は二遊間にある

2023年03月10日 09:56

 では、ライバル国がチェックを入れた侍たちの弱点とは──。スポーツ紙デスクは「アキレス腱は二遊間にある」と指摘してこう続ける。

「メジャー組の合流遅れなどでバタついている外野手よりも重症です。まずはショートの源田壮亮(30)の打棒が“安全牌”扱いされている。プロのキャリアを通して打率3割を残したシーズンはなし。ビハインドの終盤に代打を出されることが濃厚ですが、バックアップメンバーの中野拓夢(26)の守備に不安がある。キャッチボールやシートノックでの肩の弱さは見るからに明らかです。そのため、守備に余裕がなくミスを犯してしまいます。エラーを誘発するために狙い打ちされる可能性は高い」

 そして、セカンドの山田哲人(30)はコンディションが上向かない。

「もともとスロースターターで、春先の状態は毎年、芳しくありません。栗山英樹監督(61)は『大会までの時間で状態を上げられる』と楽観視しているが、本戦までに韓国やアメリカの150キロ超のストレートに対応できるまでに状態を上げられるかどうか。出たとこ勝負となってしまうおそれがある」(球界OB)

 その打撃フォームにも疑問符が付けられている。在京球団スコアラーが明かす。

「国際大会で、前足を大きく上げる打者を代表に選出したのは完全に選考ミスですよ。ヘタしたら、山田や山川穂高(31)はまったく戦力にならないかもしれない。そもそも、投手の始動の早いメジャーでは、前足を上げるフォームでタイミングを取るのが難儀なものです。あのイチロー(49)や大谷でさえも渡米後は打撃フォームを修正した歴史があります。とはいえ、本戦を目前にして打撃フォームをイジるのは現実的ではない。反対に対戦相手は、2人の弱点をつくような攻め方をするはずですよ」

 野手だけではない。WBC球に不慣れな投手陣も敵国はチェック済みだ。

「第2先発候補の宮城大弥(21)と高橋奎二(25)の2人ですね。25日の強化試合で4失点した宮城はリリースポイントを一定にして投げられないでいる。コントロールが生命線なのに、力加減を間違えるとストレートがシュート回転してしまう。高橋は『スライダーを含めて変化球がのってこないと怖い。直球もダメになる』と周囲に不安を漏らしているようです。同様に抑えの一角・松井裕樹(27)も順応できずにいる。宮崎合宿の最終日にも、すがるようにダルビッシュに教えを請うていました」(スポーツ紙デスク)

 前途多難な侍の一行が、アメリカに渡る前に息絶えてしまわなければいいのだが‥‥。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク