社会
Posted on 2023年03月18日 09:58

これはヤバイ!「脱マスク」の陰で見過ごされる「ウイルス暴露量」という落とし穴

2023年03月18日 09:58

 周知のように、国が新型コロナ対策の一環として推奨してきた「マスク着用」が、この3月13日から「個人の判断」に委ねられている。

 目下、マスク着用のまま様子を見ている人が多いが、感染者数や死者数の少ない状況が今後も続くようであれば、ノーマスクはやがて日常の風景になっていくだろう。

 だが、ルール緩和による「脱マスク」には、意外な盲点と落とし穴が潜んでいる。そのカギを握るのが「ウイルス暴露量」だ。

 新型コロナに限ったことではないが、ウイルスが体内に侵入した際、「重症化」も含めて「発症」に至るか否かは、ウイルスの「暴露量(人体がウイルスにさらされる量)」と「増殖量(ウイルスが体内で増殖する量)」にかかっている。

 例えば、ウイルスが体内に侵入しても、暴露量そのものが少なければ、多くの場合、人体の免疫システムがウイルスを駆逐し、いわゆる「無症状」で終わる。同様に、発症に至ったとしても、ウイルスの暴露量が少なければ、大半は「軽症」で終わるのだ。

 ところがウイルスの暴露量が多い場合は、免疫システムによるウイルス退治が「多勢に無勢」で追いつかず、侵入したウイルスが体内で大増殖することで「重症化」あるいは「死亡」に至る危険性が高まる。

 また、免疫システムに異常があり、免疫力が非常に弱い場合は、たとえ暴露量が少なかったとしても、ウイルスの体内大増殖によって、やはり重症化や死亡のリスクは高まるとされているのだ。

 そして、この「ウイルス暴露量」を大きく左右すると考えられているのが「マスク」なのである。ウイルス学の専門家も、次のように指摘している。

「脱マスクが進めば、当然、暴露量は増加します。密閉に近い空間なら、なおさらのことです。例えば仲間と車でドライブした際、無症状の感染者が1人でもいれば、車内の空気は1時間以内にウイルスだらけとなります。今後、脱マスクがあたり前となれば、これまで無症状で済んでいた人の中から、中等症や重症も含めて、多くの発症者が出てくるのは確実と言っていいでしょう。この点は若者といえども、例外ではありません」

 しかも、マスクはウイルスの飛散防止には一定の効果が期待できるものの、ウイルスの吸引防止にはそれほどの効果はないとされている。

 したがって、自分がマスク着用で防衛しても、周囲の大半がノーマスクであれば、ウイルスの暴露は避けられないのである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク