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大激戦「日本ダービー」は切れ味抜群のシャザーンが大化けする!(1)マイナス材料を全て覆したソールオリエンス

 ファン待望の日本ダービーが5月28日、東京競馬場で行われる。今年最大のポイントは重馬場の皐月賞を制した3戦全勝のソールオリエンスの取捨だろう。はたして無敗の二冠馬誕生となるのか、はたまた伏兵馬が激走するのか。キャプテン渡辺氏、松中みなみ氏、水戸正晴氏の3人が、勝ち馬をあぶり出す!

渡辺 ダービーを予想するうえで、皐月賞が重馬場だったことをどこまで考えるのか。それがポイントだと思っているんですよ。ソールオリエンスが非常に強い競馬をしましたからね。

松中 ですよねー。雨で1番枠。前走の京成杯は勝ったとはいえ、最終コーナーでけっこう外に膨れていましたし、器用なタイプじゃないと思って皐月賞は△だったんですけど、最終コーナーはほぼ最後方(17番手)から外に出して、最速の上がり脚を発揮しての勝利。あの切れ味はすごかった。

渡辺 僕も全然評価してなかった。だからヘボ中のヘボ予想で皐月賞を語る資格はないんですけど(笑)、そこで水戸さんに聞きたい。皐月賞の結果をうのみにするべきなのか、どうか。

水戸 もちろん、今回は距離が2ハロン伸びるし、コースも東京に替わる。そういうところだとは思うけど、ソールオリエンスは中山だからこそ、あの脚が使えたのかとも思う。非常にバネを感じるんだけど、細いんだよ。体重そのものじゃなくて見た感じが。ピーンと跳ねる蹴っぱりがいいから道悪もこなしたけど、長くいい脚を使わなければいけない東京では、仕掛けどころがかなり難しいんじゃないかな。

渡辺 確かに中山に強い馬っていますからね。

水戸 もちろん、いい馬なんだよ。皮膚が薄くて柔らかく、筋肉質でね。血統的にも文句ないんだけど、ダービー向きじゃないと思っている。大混戦だと思う。

渡辺 僕も正直、皐月賞のレベルは、そんなに高くないと思っているんですよ。

松中 確かにソールオリエンスにしても、信じられるほどの脚がないんじゃないかと、疑ってかかったほうがおもしろみはあるとは思うんですけどね。う~ん、最終的な印は「サンスポZBAT!競馬」で発表しますが、今のところ本命にします。皐月賞はマイナス材料をすべて覆しての勝利。横山武騎手が継続して騎乗するのもいいですね。皐月賞の2、3着馬は乗り替わりですし。

渡辺 まあ、2着には来そうだもんな~。ただ、皐月賞で買ってなかったのが悔しい。今回は1番人気でしょ。断然人気のダービーで本命にして、もしこれで負けたら、いちばんダメなパターンですから(笑)。

キャプテン渡辺:ピン芸人。競馬歴は28年目。テレビ東京「ウイニング競馬」に出演中。著書「神の馬券術~年間収支をプラスに変える43の奥義~」(KADOKAWA)が好評発売中。

松中みなみ:タレント。競馬歴は13年目。19年の有馬記念で帯封をゲットしたほか、今春の桜花賞、ヴィクトリアMでも万馬券的中と絶好調。「サンスポZBAT!競馬」で予想を公開中。

水戸正晴:サンケイスポーツ記者。競馬記者歴は49年目。5月14日東京12Rで馬単10万円馬券を的中させるなど、数々の超大穴をヒットさせている。週刊アサヒ芸能「絶対万券論」を執筆中。

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