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記事全文を読む→井上尚弥の「7.25世紀の一戦」で大橋秀行会長が漏らした「勝つか、負けるかの緊張感。今までは倒すか、勝つか」
「久々に緊張するというか、なんて言うのかな…。勝つか、負けるかの緊張感。今までは倒すか、勝つかしかなかったんだけど」
大橋ボクシングジム・大橋秀行会長がそう吐露したのは、愛弟子たる井上尚弥の4階級目の世界王座奪取に向けての心情だった。
前4団体統一世界バンタム級王者にして、現在はWBC&WBO世界スーパーバンタム級1位にランキング。その井上が挑むWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(アメリカ)戦は、当初5月7日の予定だった。ところが井上が練習中に拳を傷めたことから、大橋会長が7月25日への延期を決断する。
元プロボクシング世界王者・渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏によるYouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉に出演した大橋会長は、冒頭のように語ると、2022年6月7日のノニト・ドネア(フィリピン)戦を引き合いに出した。
「(井上が)肩をケガしてて、けっこう不安を抱えてやってた。ほぼ左フックを打てなくて。控室で(練習を)やってる時も左フックを強振してないから不安そうな顔をしてたら、尚弥が近寄ってきて『温存してるから大丈夫です』と。その言葉を聞いた時、やっぱり中止にしとくべきだったなぁって。それがあったので今回、迷いもなく」
負けるとは思わずとも「判定になると思っていた」と大橋会長が振り返ったドネア戦で、井上は2ラウンドに強烈なTKO勝ち。ドネアとは19年11月17日にも対戦しているが、よけ損ねたパンチで眼窩底骨折し、目の上を切りながらの3-0の判定勝ちだった。
井上にとって、過去最も強かった相手はドネアだという。これまで戦ったことのないテクニシャンのフルトンを相手にモンスターぶりを発揮すれば、その評価は再び世界トップクラスに躍り出ることだろう。
(所ひで/ユーチューブライター)
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