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記事全文を読む→「てめえ謝れ!」雑誌を投げつけて激怒したマリアンの「息子売ります」殴り込み事件/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
マリアン3億5千万円で「息子売ります」──。
1999年5月に「女性セブン」が報じたのは、なんとも衝撃的なものだった。マリアンが前年に離婚した元夫とその両親に対し、6歳になる長男と引き換えに3億5000万円を要求した、というものだ。しかも情報の出所は彼女の元義母だというから、穏やかではなかった。
マリアンが「女性セブン」側から記事掲載の連絡を受けたのは、5月14日。くしくもその日は、同じ小学館発行の「週刊ポスト」スタッフらとハワイへ撮影に出かける直前で、彼女は記事にあるようなことは「全くの事実無根」として、掲載中止を求めた。
ところがハワイから帰国後、雑誌が発売されていたことを知り、怒りが爆発。タイミングがいいのか悪いのか、そんな流れの中で6月24日、翌日に写真集「MARIAN」発売を控え、都内で記者会見に臨むことになった。当然ながら、報道陣からの質問は、「3億5000万円疑惑」の一点に集中。怒り心頭の彼女は、
「自分の子供、売りますか。自分の心に聞いたら、それで答えが出ると思います」
そして元義母に対しては、
「向こうは跡取りがほしいのでしょう。だから、うまい具合にそういうネタを出すんです。話しても無駄です」
痛烈に批判すると、改めて記事の内容を全面否定してみせたのである。
ところがこの会見が彼女の怒りを増幅させてしまったのか、バラエティー番組の収録を済ませたマリアンは、その足で「女性セブン」編集部へと向かい、取った行動が物議を醸すことになる。当時、編集部関係者から聞き取った取材メモにはこうある。
「マリアン、『週刊ポスト』編集部へハワイ撮影のお礼 ⇒ 同じフロアにある『女性セブン』編集部で担当デスクと対面 ⇒『なんて酷い記事載せたのよ。アンタ、子供いる』『いますよ』 ⇒ 『○○(子供の名前)、ごめんなさい、ってひらがなで書いて!』 ⇒ 記事を掲載した雑誌をデスクめがけて投げつける ⇒ 記事を書いた記者登場 ⇒ 『おめえが原稿を書いたのか。てめえ子供はいるのか。謝れ!』と平手打ち ⇒ そのまま応接室の外へ…」
正直、箇条書きなので、詳細は不明だ。だが、当時の編集部関係者から聞き取ったデータなので、概要としては、こんな感じの流れだったことは間違いない。
むろん、この乱入事件はリアルタイムで各社に漏れ、2日後の6月26日、マリアンは再び記者会見を開くことになるのだが、
「ぶったことは、カッときていて記憶にないです」
とトーンダウン。ただ、この事件をきっかけに、マリアンの毒舌ぶりには拍車がかかり、おまけにデヴィ夫人まで参戦するなど、もうハチャメチャ。そして、連日ワイドショーを賑わせてくれる常連のひとりに、名を連ねることになったのである。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。
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