エンタメ
Posted on 2023年07月26日 09:58

4年ぶり「隅田川花火大会」開催…掛け声は「たまや~」ではなく「かぎや~」が元祖だった

2023年07月26日 09:58

 夏の風物詩といえば、花火。打ち上がった瞬間、花火業者の屋号「玉屋」から「たまや~!」という掛け声を今もよく耳にする。ところが元祖は「かぎや~!」であり、「鍵屋」の技術こそ、今も受け継がれている…と知っている人はどれだけいるだろうか。

 女優でお江戸系ユーチューバーの堀口茉純が、自身のYouTubeチャンネル〈ほーりーとお江戸、いいね!〉で、江戸時代の花火事情を解説している。

「玉屋と鍵屋は江戸に実在した花火屋の屋号です。歴史が古いのは鍵屋。鍵屋が6代目になった時に登場したのが玉屋です。隅田川の花火は両国橋を挟んで上流を玉屋が、下流を鍵屋が受け持つことになるんですが、人気は玉屋の方が上だったようで、『橋の上 玉や玉やの声ばかり なぜに鍵やと いわぬ情なし』なんて歌も残っています。ただ、玉屋は火事を出してしまったので、全財産没収の上、江戸追放になり、わずか一代で廃業になってしまったんですね」

 この狂歌は玉屋への愛情を示したもので、「情」に「錠」をかけた詠み手の洒落を含んでいると言われている。歳時記に詳しいライターが言う。

「判官贔屓好きの日本人らしい名残と言えるかもしれません。ちなみに、東京・江戸川区の老舗花火業者『宗家花火鍵屋』の当主は15代目・天野安喜子さん。新型コロナウイルスの影響から4年ぶりに、7月29日の『隅田川花火大会』開催が決まっています。天野さんは『待ち望んでいた皆さんに、質の高い花火をお見せしたい』と意気込みを口にしています」

 ぜひ「かぎや~!」と声を発してみては。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月09日 06:30

    日本にも「バベルの塔」が実在していたことを知っているだろうか。バベルの塔は「旧約聖書」の「創世記」に登場する、人間が天に届く塔を築こうとして神の怒りに触れ、破壊されてしまった伝説の塔である。「馬鹿と煙は高いところに登る」という言葉があるが、...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月13日 14:30

    音楽ライブチケットの高額転売をめぐり、旧ジャニーズ事務所の人気アイドルが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのライブ主催会社が、転売サイト大手「チケット流通センター」の運営会社と、高額転売を繰り返したとされる東京都内の男性1人を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク