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「サッカーを辞めようと思った」戦犯扱いの城彰二がメンタル危機に陥ったW杯「その後」

 サッカー選手にとって夢の舞台であるワールドカップは、出場した選手に大きな影響を与えるもの。大会後に大きく羽ばたく選手もいれば、燃え尽きてスランプに陥ることもある。では1次リーグで敗退した1998年のフランス大会に出場していた城彰二氏は大会後にどうなったのか。自身のYouTubeチャンネルで明らかにしている。

 W杯後、98年の11月14日に行われたJ1セカンドステージ第17節「横浜マリノス対ベルマーレ平塚」の試合を振りかえりつつ城氏は、

「戦犯扱いされて精神的に少しやられていた時期。もっとやらないとという思いはあったが、切り替えはできていなかった」

 とした。城氏はフランス大会で全3試合に出場したものの、ゴールを奪えずサポーターから戦犯に挙げられた。また試合の解説を務めたラモス瑠偉氏がガムを噛みながらプレーする城氏を激しく非難したことに同調する声も上がり、帰国時には空港で水を掛けられる事件が起きた。そんな厳しい状況と精神のままプレーする厳しい状態だったそうで、

「一度はサッカーを辞めようと思った」

 というほど追い詰められていたと明かした。

 日本代表のエースを務めた者にしか理解できない屈辱と葛藤を味わった城氏。その経験を指導者として活かして欲しいものだ。

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