社会
Posted on 2014年10月26日 09:56

みのもんた「国会で女性同士の論戦はいいことだと感じる」

2014年10月26日 09:56

20141030s

【女たちのバトルが国会で勃発!】

参院予算委員会で民主党の蓮舫議員が質問に立ち、女性閣僚との論戦に挑んだ。有村治子女性活躍担当相の過去のエッセイの内容が現在の職務と真逆であること、松島みどり法相が選挙区の夏祭りで配ったうちわが公選法違反ではないかと指摘した。特に、タジタジとなった松島法相はその後も大臣就任後に警備上の理由から議員宿舎を借りながら都内自宅に宿泊していた問題など、別の疑惑が浮上。蓮舫議員が追及の先陣を切った格好となっている。

 蓮舫議員のことを、私は買っていますよ。事業仕分けの時に「2位じゃダメなんですか」という言葉だけが1人歩きしてしまったけど、あれだって全体を見ると巧みな追及だった。ただ、日本だと舌鋒鋭く相手をやり込めると、「生意気だ!」という批判が必ず出る。私と同じですよ(笑)。

 タレント時代、彼女が北京大学に留学する時までずいぶん一緒に番組に出ました。申し訳ないけど、その時はここまでの傑物とは思わなかったね。本当に勉強しているし、男相手に一切引かずに丁々発止とやり合うのがスゴいよ。バッシングを浴びても、耐える度胸もすばらしい。

 今回の論戦で槍玉にあげたのがエッセイだのうちわだので、「政策論争じゃない」という意見もあるけど、閣僚の人間性を知るいい論戦だったし、人間性を知ったうえで我々も選挙という選択をするわけだからね。

 ここでも何度も書いたけど、私は議員の男女比は半々にするべきだと思っている。政府は「女性が光り輝く社会を作ろう」と、数値目標を設置することを決めたんでしょう。政治の世界こそ男社会なわけだから、こういう審議で女性同士がやり合ってるのは実にいい光景だね。

 一方で、男の政治家はだらしない。同じ日の同じ委員会で山谷えり子国家公安委員長に「ねんごろ」ってヤジ飛ばすなんて情けないよ。日本の議員はフランスを見習いなさいよ。あそこは大統領に愛人がいても、そんなセコいこと言わないよ(笑)。国会がせっかく女性が輝く場になってきたんだから程度の低いヤジでその芽を摘んじゃダメだよ!

◆プロフィール みのもんた 1979年に文化放送を退社後、フリーアナとなる。以後、数々の番組で司会、キャスターを務める。1週間で最も生番組に出演する司会者のギネス記録保持者でもある。

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