スポーツ

楽天「安楽智大パワハラ不祥事」にドップリ浸かった田中将大が逃げ出して「チーム大崩壊」へと突き進む

 楽天イーグルス・安楽智大投手による後輩選手へのパワーハラスメント不祥事が、深刻さを増している。数人の若手選手が契約更改の場で、球団上層部やその場に取材に来ていた担当メディアにタレ込んだのだ。安楽は恒常的に暴言を発して威嚇。後輩をしつこく食事に誘い、断ると深夜に執拗な電話をかけていた。また球場のロッカーで、後輩を逆立ちさせ、下半身を露出させたこともあったという。

 楽天の森井誠之球団社長が11月30日に会見し、安楽本人への聞き取り調査や関係者へのアンケートなどの結果から、パワハラは「ほぼ事実と判明しました」と認めた。同時にこの日が提出期限となっていた、12月1日に公示される契約保留者名簿から安楽を外し、自由契約とした。

 そんな無法者については後輩に対してだけでなく、女性問題での醜聞も山のように出てきた。

「後輩選手にオンナを手配させ、コンパを開かせることが多々あったようです。女性の扱いもヒドイもので、飲みの場で上から目線でエラそうに説教をして、イヤがられていました。気に入った女の子にはすぐに連絡先を聞くのですが、しつこく予定を聞き出そうとして断られると、逆上していました。遠征先で食事をしている見知らぬ女性に声をかけることも、何度もあったようです」(スポーツ紙デスク)

 騒動の余波は、多方に及んでいる。今江敏晃監督の新体制で始動したばかりのチームに水を差し、球団行事が次々と中止となっているのだ。スポーツ紙デスクが続ける。

「チーム内で問題となっているのは、球団の宝である田中将大を巻き込んだこと。一部でマー君が安楽の行為を傍観していたと報じられました。田中が安楽の後ろ盾になっていたとの報道もあり、レジェンドがドップリと騒動に浸かっています。これからのマー君の処遇にもかかわってくるかもしれません。以前から担当メディアとの関係がこじれているため、騒動を理由に楽天を見切って移籍を願い出る可能性もありますね」

 安楽の不祥事で、チームは大崩壊へと突き進んでいる。

(田中実)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
紹介状ナシで大病院に行くと「特別料金」が発生/医者が教えたがらない簡単に「医療費が節約できる」裏ワザ10選〈病院編〉
2
日本産ホタテ輸出「脱中国シフト」で習近平に完全勝利「今さら欲しがっても誰が売るか!」
3
ロッテ新球場「なぜ屋根をつけない?」の答えは「650億円の壁」と「ハーフカバー」
4
元埼玉県警特殊部隊員が明かす「日本で9歳以下の行方不明者は年間1000人」戦慄の手口
5
大谷翔平を襲う「LA鉛中毒」アウトブレイク(3)重篤化すると手足が痙攣し