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年の瀬の日本時間12月28日朝に開かれた山本由伸のドジャース入団記者会見からは「開幕から先発ローテーション入り」する覚悟が伝わってきた。
課題は現地記者が質問したように、パ・リーグ時代の「中6日」からメジャー流「中4日」のハードな先発ローテーション。身長178センチ、体重80キロの「日本のプロ野球選手の標準的な体型」である山本が、故障もせずに期待通りの成績を残せるかどうかだ。
しかも米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」によると、6年目と8年目終了時に契約破棄(オプトアウト)権がある。1年目は年俸が低く、年数とともに上がっていくバックロード式契約になっているという。トレード拒否権が与えられているかどうかは、現時点では不明で、投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(約462億円)で契約したとはいっても、先発投手として結果を残すことが求められるシビアな内容だ。
それでもデーブ・ロバーツ監督は会見後の囲み取材で、山本に無理はさせないと確約。
「休養もさせる。彼が心地よくやっていけるように、話を続けていく。彼にとって理にかなうスケジュールで進めていく」
ロバーツ監督の発言に余裕があるのは、会見に同席したブランドン・ゴームズGMがかつて在籍していたレイズから、タイラー・グラスノー投手とマヌエル・マーゴー外野手の2選手を12月に獲得したからだ。今季13勝を挙げたクレイトン・カーショー投手は手術後のため来季は絶望的だが、山本が中4日ローテに慣れるまでの、先発陣のメドは立った。
なによりドジャースは今季162試合で100勝、ナショナル・リーグ西地区の1位(大谷翔平がいたエンゼルスはアメリカン・リーグ西地区4位)という結果を残している。プレーオフの敗因は3試合で先発投手が合計13失点したことにあり、短期決戦で崩れない先発投手を探していたド軍にとって、調子が悪くても大崩れすることが少ない山本は、世界一奪還に欠けていたパズルの最後のピースだった。
投手陣のフィジカルサポートは、大谷翔平の執刀医でもあるエラトロッシュ医師と、同医師が継いだ「カーラン・ジョーブ・クリニック」が監修。ドジャースタジアムにはCTスキャンまで完備した医療設備があり、筋肉を酷使した選手が筋肉疲労をいち早く取れる、塩分濃度が高い小さなプール「アイソレーションタンク」もある。週4日のローテに慣れるためのトレーニングメニューも当然、球団は準備しているだろう。
さらに、山本がドジャースで成功する、意外な根拠もある。スポーツ紙デスクによれば、
「山本の実家は地元でも目を引く豪邸で、裕福な家庭と言われています。ロサンゼルスのセレブ住民に気後れすることもないでしょう」
山本の会見は、育ちの良さを感じさせる謙虚さを持ち併せながら、ハッキリと違うことは違うという物言いが好印象だった。故郷の岡山県は降水量1ミリ未満の日が日本で最も多く、シーズン中にほとんど雨が降らないロサンゼルスの気候に似ている。プロ2年目に前田健太の試合を観戦した時から、山本がドジャース入りする運命の歯車は回り出していたのだろう。
(那須優子)
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