スポーツ
Posted on 2025年08月19日 18:30

澤穂希「なでしこ2011W杯決勝戦ゴール」の裏側激白!「最初で最後のゾーンに入った」のになぜか丸山桂里奈も入ってたって!?

2025年08月19日 18:30

 日本女子サッカー史上、最も記憶に残っているゴールは何か、と聞かれれば、2011年W杯の決勝戦、延長後半12分に澤穂希が決めた同点弾だと答える人は多いのではないか。コーナーキックにニアで合わせたこのゴールによって、日本はPK戦に持ち込み、優勝を手にした。このゴールの瞬間、何を考えて、何が起きていたのか、澤氏が鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 延長前半、アメリカに勝ち越しゴールを奪われてしまうのだが、
「もう『うわっ!』って崩れたんですよ。頭を抱えていたんですけど、でもすぐ切り替えられたのが、みんなが『まだまだいける』『諦めるな。全然いける。まだ時間はある』と言って声を掛けてくれたのは覚えている」

 仲間のおかげでモチベーションを保つことはできた。そして後半10分、伝説のゴールが生まれる。
「コーナー(キック)になる前に相手のGKがわざと倒れたというか、時間稼ぎで痛がって、そのおかげで自分たちが宮間(あや)と4人で『どこに蹴るか』作戦を練られた。アメリカはワンバックとか、ボランチにいるシャノン・ボックスは180センチ超えの選手だから、その選手に高さで普通に蹴っても無理だねとなった時に『自分がニア行くね』と言って。ニアが得意だったから、自分で直接入れようと思わなくても、角度を変えようと思った」

 ところがコーナーキックで上がったボールへと走り込んだ澤が右足で合わせたボールはそのまま、ゴールへと吸い込まれていく。
「『みんなが後ろから入れてくれたらいいな』と思っていた。そしたら宮間がもう本当に自分が走る点と点の間、線のところで合わせてくれた。だからあれは宮間のゴールと言っても過言ではない。ピンポイントでした」

 その瞬間、澤氏はゾーンに入っていたという。
「軌道がもう、ボールがどこに出てくるのかが分かって、自分が走る位置もすごくスローに見えた。右足のアウトで蹴ったんですけど、でも自分は転がっちゃったから、最初は入ったかどうかも分からなかった。だけど歓声が上がってパッと後ろを向いたらゴール入っている。うわーってなって。でも後々見ると、ワンバックの骨盤に当たって角度が変わっていた。だからGKは取ろうと思っていたけど、角度が変わったから取れなかった。最初で最後のゾーンだった」

 同時に澤氏は奇妙な体験をする。
「面白いことに丸山(桂里奈)がこの前、『澤さん、あの時、実は澤さんのゾーンに入ったんですよ』って。『人のゾーンって入れるの?』って話になって。『いや…澤さんあそこ、マジでスローに見えたんですよ』って。嘘だ、人のゾーンには入れないんだよ、って(笑)」

 伝説のゴールの感動秘話を台無しにするとは、さすが丸山である。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年05月12日 18:00

    先般、日村勇紀(バナナマン)が「体調不良」を理由に当面の休養を発表したが、実はその直前から体調への不安が見て取れた。それは4月26日放送の「バナナマンのせっかくグルメ!!」(TBS系)でのこと。ロケで訪れた貸別荘内のサウナで汗をかいた日村は...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月14日 11:30

    坂倉将吾をトレードに出して、先発候補と若い大砲を獲得する。そんな話を数年前にすれば、暴論と一蹴されただろう。だが、DeNAが正捕手の山本祐大をソフトバンクへトレードに出した今、広島ファンの間でその禁断のシミュレーションが現実味を帯びて語られ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク