スポーツ

松坂VS大谷で注目!伝統の「18」と伝説の「11」、エースナンバーはどっち?

20141214matsuzaka

 9年ぶりに日本球界に復帰、ソフトバンクに入団した松坂大輔の背番号が「18」に決まり、改めて“エースナンバー”がクローズアップされている。

 プロ野球選手にとって、背番号は大きな意味を持つ。

「プロ野球では、1から10までの番号はレギュラークラスの野手が、11からの10番台と20、21までは活躍を期待される投手が着用するといった、大筋での慣例のようなものがあります。一般的に番号が若いほど、いい選手であるとされていますね」(スポーツ紙デスク)

 特別な番号としてもっとも有名なのが、“エースナンバー”と呼ばれる18番である。一説では、“特に得意な演目”を指す歌舞伎用語「十八番(おはこ)」からイメージづけられたと言われるこの背番号は、球界の投手全員にとって、チームを率いるエースにのみ使用が許された番号として強く意識されている。

「広島の・前田健太の入団時の背番号は34。1年目は登板機会がなかったにもかかわらず、2年目に佐々岡真司から18番を引き継いだ。本人は戸惑ったそうですが、エースナンバーを背負うことで責任感が生まれ、前田の才能が花開いた」(前出・スポーツ紙デスク)

 そして今、「18」に追随するかのごとく飛躍しつつある背番号が「11」だ。その代表格がダルビッシュ有だろう。

「プロ入り当初の苦楽を共にした番号として、18番への変更を打診されても断ったほど、強いこだわりを持っていますね」(スポーツ紙記者)

 松坂以外に背番号「18」と聞いて思い浮かぶのは、田中将大、前田健太、桑田真澄、三浦大輔、佐々岡あたりか。

 一方、ダルビッシュ以外の「11」といえば、斎藤雅樹、野茂英雄、川上憲伸、吉井理人、そして二刀流で大注目の大谷翔平の名があげられる。

「両者を比較すると、『安定感』という意味では歴史ある18番に、『インパクト』の点では11番に軍配が上がりそう。偶然とはいえ、よくぞここまでキャラ分けされたものだと感心します。日本ハムの斎藤佑樹は来季の成績しだいでは18番はく奪の危機です」(スポーツ紙記者)

 伝統の「18」VS伝説の「11」。どっちがエースなのか、松坂VS大谷の新旧怪物の直接対決とともに、2つの背番号にも注目していきたい。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
2
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
もうやめろ!大谷翔平「パパ初ハラスメント」にうんざりする「過熱報道への反発」
5
大谷翔平「本塁打の軌道がおかしい」のは「ぐっすり眠れる敵地10連戦」で一変する